トヨタ「新ヤリス」発売! 待望の6速MTの特別仕様車「Z“ウルバーノ”」が早くも売り切れ!? 公式サイトから消滅のナゾ… 販売店が明かす「ほぼ枠が埋まった」現状とは!
トヨタ「ヤリス」の改良モデルが発売されました。そんななか、継続設定されたはずの特別仕様車「Z“URBANO(ウルバーノ)”」が公式サイトから消えています。一体何があったのでしょうか。
「新ヤリス」発売も特別仕様車が早くも売り切れ!?
2026年2月20日にトヨタ「ヤリス」の一部改良モデルが発表され、3月2日に発売されました。
ヤリスは1999年に誕生したコンパクトカーです。長らく国内では「ヴィッツ」、海外ではヤリスと車名が使い分けられてきましたが、2020年発売の4代目(現行型)へのフルモデルチェンジを機に世界共通のヤリスへと統一しています。
歴代モデルから受け継いだ丸みを帯びた扱いやすいボディとハッチバックならではの利便性はそのままに、プラットフォームを一新することで走行性能を底上げし、最新の安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」も搭載しました。

ボディサイズは全長3950mm×全幅1695mm×全高1495-1510mmで、ホイールベースは2550mmです。
さらに2024年の改良では、フロントグリルに個性的なメッシュデザインを採用し、一段と高級感のある装いとなっています。
今回実施された一部改良では、ハイブリッド全車にブレーキホールド機能付電動パーキングブレーキが標準装備されました。
待望の電動化により、発進・停車時の操作性が向上したほか、信号待ちやアダプティブクルーズコントロール(ACC)作動時の停止保持も可能になっています。
なお、ガソリン車には引き続き手引き式パーキングブレーキが採用されています。
また、2025年に追加された特別仕様車「Z“URBANO(ウルバーノ)”」も今回の改良でブラッシュアップされました。最大の注目は、新たに6速MT車が設定されたことです。
イタリア語で「都会的」を意味するこのモデルは、2トーンルーフやグロスブラック塗装の16インチアルミホイール、各所のブラック加飾により、引き締まった外観が特徴です。
内装も随所にブラックの装飾が施され、シックなムードを放っています。さらに、ディーラーオプションで専用のフロアマットやスカッフプレートなども設定されました。
この「Z“ウルバーノ”」を含む「Z」グレードは、ディスプレイオーディオが8インチから10.5インチ(車載ナビあり)へと大型化されています。「G」は8インチ(車載ナビあり)、「X」とKINTO専用の「U」は8インチ(車載ナビなし)がそれぞれ標準となります。
そのほか、「スマートエントリー&スタートシステム」が全車標準化されたほか、ドアミラーやシャークフィンアンテナをブラック化。また、ハイブリッドのG、Z、Z“ウルバーノ”には「フロントアームレスト(コンソールボックス付)」が標準装備され、快適性が高められています。
ボディカラーでは「コーラルクリスタルシャイン」が廃止される一方、Zに新色「マスタード」、Z“ウルバーノ”には専用の「ブラック×マスタード」が追加されました。
しかし、2026年3月中旬現在、特別仕様車のZ“ウルバーノ”はトヨタの公式ホームページから姿を消していて、公式にはカタログ落ちしたことになっています。
関東地方のトヨタ販売店スタッフに話を聞くと、次のような回答が得られました。
「メーカーから正式にカタログ落ちという通知が届いているわけではありませんが、すでに割り振られた販売枠(生産枠)が埋まってしまったという状況です。
店舗によっては、運よくキャンセルが出たり空き枠が残っていたりする可能性もゼロではありませんが、基本的には枠はほぼ埋まっていると考えていただいた方がいいでしょう」
※ ※ ※
さらなるブラッシュアップが加えられ、待望のMT車も追加されたZ“ウルバーノ”の注目度は予想以上に高かったようです。
購入を検討している人は、早めに販売店へ在庫状況を確認したほうがいいかもしれません。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。












































