トヨタ「“新型”ハイエース」!? 4ナンバーで扱いやすい「箱型ボディ」に複数のパワトレ搭載! 20年超ぶりの全面刷新を期待させる「HIACE CONCEPT」とは!
ジャパンモビリティショー2025にて、次期型「ハイエース」を示唆する新たなコンセプトカーが登場しました。このコンセプトカーから、新型はどのようなモデルになるのか予想できそうです。
トヨタ「“新型”ハイエース」登場に期待大!
2025年10月に開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で展示されたコンセプトカーのなかでも、トヨタが世界初公開した「ハイエース コンセプト」は、次期型「ハイエース」の姿を占う一台として注目を集めました。
1967年の誕生以来、ハイエースは、日本のみならずアジアや中南米、アフリカなど世界各地のビジネスシーンを支え続けてきた名車です。
特に2004年から続く現行の5代目(200系)は、その圧倒的な積載量とタフさ、多彩なバリエーションにより、プロの現場から趣味のレジャーまで、さまざまなユーザーの相棒として愛されてきました。
JMS2025で披露されたコンセプトモデルは、2023年の「JMS2023」で発表された次世代モビリティ「KAYOIBAKO(カヨイバコ)」の思想を受け継ぎ、さらに進化させた存在といえます。
現場のニーズに合わせて自在に姿を変える“通い箱”のような柔軟さを備えつつ、ハイエースらしい「箱感」を強調した直線的なフォルムが特徴です。
無駄を削ぎ落としたそのデザインからは、実用性と耐久性への徹底したこだわりが伝わってきます。

開発担当者によれば、今回の提案は「現場での使い勝手」を最優先に考え、建築現場などの過酷な使用環境を想定しているとのこと。詳細なボディサイズは未公表ながら、現行の標準ボディ(4ナンバー枠)に近いナローサイズを維持している点も、日本の道路事情を考えると現実的でしょう。
車内に目を向けると、そこには「カラビナ」をモチーフにした遊び心と機能性が同居する空間が広がっています。
楕円形のパーツがあちこちに配置されており、ユーザーが自分好みの道具を自由に固定できる仕組みを取り入れたほか、水平・垂直を基調としたフラットな床や壁面は、デッドスペースを最小限に抑えるための工夫が施されました。
展示車両では実際に脚立やカラーコーンが機能的に配置され、プロの仕事場としての具体像が示されているのも印象的でした。
動力源について、展示車はEV仕様でしたが、ハイブリッドやガソリン車といった多様なパワートレインへの対応も視野に入れているといいます。世界中の異なるエネルギー事情に応えようとする、ハイエースらしい柔軟な姿勢がうかがえます。
また、JMS2025のブリーフィングでトヨタの佐藤恒治社長は、段ボールにサイズがあるように、この「運ぶ箱」もXLからSサイズまで展開する構想を明かしました。大型の箱はトヨタが、軽自動車サイズは「KAYOIBAKO-K」としてダイハツが担うという連携体制です。
※ ※ ※
「あくまで提案段階」とはいうものの、会場で見せた完成度の高さは、市販化への期待を抱かせるに十分なものでした。
商用モビリティの未来を切り拓くこの「大きな箱」が、私たちの街を走り出す日はそう遠くないのかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

































































