“リッター20km”走るホンダの「7人乗り“高級ミニバン”」とは! 快適すぎる豪華リアシート&初の「ダイヤモンド色」採用! 「最新オデッセイ」何が変わった?
ホンダの高級ミニバン「オデッセイ」が一部改良を受け、快適性などが向上しました。最新モデルはどのような特徴があるのでしょうか。
“リッター20km”走るホンダの「7人乗り“高級ミニバン”」とは!
2025年11月7日、ホンダは高級ミニバン「オデッセイ」の一部仕様を変更したモデルを発売しました。
初代オデッセイが発売されたのは、トヨタ「アルファード」や日産「エルグランド」より前の1994年。多人数乗車が可能にもかかわらず、全高が低くてスタイリッシュ、しかもヒンジドアという、まるでステーションワゴンのような出で立ちで登場しました。
車高を低く抑えたことで、ミニバン特有のふらつきを解消。見た目がスマートなだけでなく、乗用車のように軽快に曲がれるのが大きな魅力でした。
現行モデルは2013年にフルモデルチェンジした5代目で、全高を高めつつオデッセイ初となるスライドドアを装着し、ミニバンとしての利便性を高めました。

そして2022年、生産工場の閉鎖により国内販売を終了しましたが、復活を望む声に応え、2023年からは中国生産モデルを輸入する形で、日本での再販が実現しています。
最新のオデッセイのボディサイズは全長4860mm×全幅1820mm×全高1695mm、ホイールベースは2900mm。アルファード(現行型)の全高1945mmに比べると、その低さが分かります。
パワートレインは2リッター直列4気筒エンジンをベースにしたハイブリッド(e:HEV)で、トランスミッションは電気式無段変速機、駆動方式はFFのみです。
燃費はWLTCモードで19.6km/L~19.9km/Lを達成。このサイズのミニバンとしてはトップクラスの低燃費を実現しており、経済性の高さも魅力となっています。
外観で目を引くのは、堂々とした厚みのあるフロントマスクで、ミニバンらしい力強さを感じさせます。一方で、ボディの横側には前後のタイヤを結ぶように斜めに跳ね上がるラインが刻まれており、ミニバンとは思えないほどの疾走感を演出しています。
インテリアは落ち着いたブラックでまとめられ、さりげない高級感が心地よい空間を作り出しています。
特筆すべき点は2列目のキャプテンシートで、後部座席でも羽を伸ばしてゆったりとくつろげるのが魅力。3列目も十分な広さが確保されており、7名まで乗車可能な実用性はまさにミニバンならではといえるでしょう。
さらに、本革シートやダッシュボードの黒木目調パネルなど、細部までこだわり抜かれた丁寧な作り込みが光ります。
今回の一部改良では2列目シートの大型ロールサンシェードを全グレードに標準装備し、快適性が向上。これは市場からの要望に応えたもので、ホンダが顧客の声に真摯に向き合った結果といえます。
また、日本市場で初投入となる「ダイヤモンドダスト・パール」を一部グレードにて採用しています。
価格(消費税込)は508万6400円から545万500円です。
※ ※ ※
背の高い箱型ミニバンが市場の主流となるなか、全高を抑えた独自のスタイルを貫くオデッセイは、今や貴重な選択肢のひとつとなっています。
ミニバンらしい多人数での実用性を備えつつ、乗用車に近い安定した走りも諦めたくないという人にとって、今回の一部改良でさらに熟成が進んだモデルは、改めて注目に値する存在といえるでしょう。
Writer: 廣石健悟
1985年長野県生まれ。鉄鋼系物流会社や半導体パッケージメーカーの技術者を経てフリーライターとして独立。19歳で自動車に興味を持って以来、国産車を中心にさまざまな情報収集をしている。これまで乗り継いだ3台のクルマはすべてMT車。4台目となる現在の愛車はマツダ アテンザセダン(6速MT)




































