高速バスに「完全扉付き個室」完備!? 快適性の高い豪華シート採用! 追加1600円で乗れる「動くグリーン車」とは
兵庫県の全但バスが運行する高速バス「LuxRea(ラグリア)」には、わずか2席限定の「グリーンルーム」が存在します。扉付きの完全個室で移動できる、この特別な空間の装備や特徴、そして「バスビュー」などのユニークなサービスについて解説します。
もはや「部屋」な移動空間、4席分を「1人」で占有
多くの人にとって身近な移動手段である高速バス。リーズナブルな価格設定が魅力ですが、近年では快適性を重視した車両も増えています。
そのなかでも一際異彩を放つのが、兵庫県豊岡市に本社を置く全但バスの「LuxRea(ラグリア)」です。
この車両には、日本の高速バスとしては極めて珍しい、扉で仕切られた「完全個室」が用意されています。
全但バスが運行する「LuxRea(ラグリア)」は、通常のバスよりも座席の横幅や前後間隔を広げた、ゆとりある設計が特徴の車両です。
車内後部にはパウダールームも備えており、快適な移動を提供しています。
このラグリアの一部車両に設置されているのが、完全個室の「グリーンルーム」です。
コンセプトは「バスなのにプライベート、いわばバスのグリーン車」。
車両の後方にわずか2部屋のみ設けられたこの空間は、周囲の視線や音を気にすることなく過ごせるよう、扉とパーティションで区切られています。
グリーンルームの最大の特徴は、その贅沢な空間の使い方です。
通常であれば4席の座席が配置されるスペースを、たった1人のための個室として使用しています。
個室の扉を開けると、タンカラーの上質なシートが配置されています。
このシートは通常よりも幅が広く設計されており、電動リクライニングによって深い角度まで背もたれを倒すことが可能です。
また、レッグレストも備わっており、靴を脱いでリラックスできる環境が整っています。
室内には専用のエアクリーナーが完備されているほか、コンセントやWi-Fiも利用可能です。
さらに、スリッパやブランケットといったアメニティも用意されており、長時間の移動でも快適に過ごせるよう配慮されています。

また、個室ならではのエンターテインメント機能も充実しています。
座席正面には専用のモニターが設置されており、ここには「バスビュー」と呼ばれる映像が映し出されます。
これは、車両の屋根上や後部などに取り付けられた計4台のカメラからの映像を楽しめるシステムです。
運転席からの視点だけでなく、大型バスならではの高い位置からの眺めや、普段は見ることのできない後方の景色など、臨場感あふれる車窓風景を個室内で鑑賞できます。
さらに、期間限定のサービスとして、スマートグラス(ARグラス)の貸し出しも行われています。
これを装着することで、大画面での動画視聴や観光地紹介などのコンテンツを楽しむことが可能です。
このグリーンルームは、「城崎温泉・豊岡-大阪線」および「浜坂・湯村温泉-大阪線」の一部便で運行されています。利用には通常の運賃に加え、追加料金として大人1600円が必要です。
Writer: くるまのニュース編集部
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