トヨタ「新たなハイエース」発売! ガッツミラー廃止&ACC搭載で大進化! 値上げしても注文殺到の「働くクルマ」販売店での反響は?
トヨタの人気商用バン「ハイエース」の一部改良モデルが発売されました。デザイン変更や装備の充実など、多岐にわたる変更が加えられたハイエースですが、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
トヨタ「新たなハイエース」発売!
2026年2月2日に発売されたトヨタ「ハイエース」は、一部改良ではあるものの、大幅改良といえる内容になっています。販売店での反響を聞いてみました。
2026年モデルとなるハイエースは、「トヨタセーフティセンス」の衝突被害軽減ブレーキの検知範囲拡大(昼間の自動二輪車)、道路標識を表示する「ロードサインアシスト」、アダプティブクルーズコントロール(ACC)である「全車速追従機能付レーダークルーズコントロール(停止保持機能はなし)」などの搭載がトピックスです。

見た目も新デザインの「Bi-beam LEDヘッドランプ」の採用をはじめ、「パノラミックビューモニター」の全車標準化に伴い、左フロント側の通称“ガッツミラー”「フロントアンダーミラー」が廃止され、先進的ですっきりした外観を手に入れています。
そのほか、全車共通の標準装備として、コネクティッドナビに対応した「8インチディスプレイオーディオ」と、新設計の「7インチTFT液晶センターディスプレイメーター」が採用され、運転中の視認性と利便性が向上しました。
また、特定のモデルについても細かな配慮がなされています。バンの「スーパーGL」には、温度を2段階で調節できる「Lo-Hi温度切替機能付前席シートヒーター」が標準化されたほか、バンの「標準ボディ/標準ルーフ」仕様には、好きな位置で開口部を止められる「フリーストップバックドア」が新たに標準装備されており、荷物の積み降ろしがよりスムーズにおこなえるようになっています。
ACCをはじめとした装備の充実化は、ユーザーメリットがある一方で、価格が跳ね上がるデメリットもあり、価格は約20万円から30万円アップ。バンが286万円から468万3800円、ワゴンが335万600円から447万2600円、コミューターが376万2000円から426万300円です(消費税込)。
ハイエースは、バンを中心とした「働くクルマ」としての定番モデルであるだけでなく、実はミニバンとしての根強い人気も兼ね備えています。
具体的には、ワゴンやバンをベースに構造変更を行い、8人乗りのミニバン仕様へと作り替えるカスタマイズが定番化しています。こうした需要に応える幅広い活用方法が、ハイエースの大きな魅力となっています。
前提として、ハイエースはこうした改良の有無にかかわらず非常によく売れるクルマではありますが、販売店に話を聞くと、今回の装備の充実については多くのユーザーから歓迎されているとのことです。
「特にアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)の採用を待ち望んでいたお客様から『待望の機能だ』と喜びの声が上がっています。
一方で、価格の上昇を気にする声も聞かれますが、現在の車にとって先進安全装備などは付いていて当たり前の時代であるため、値上がりについても理解を示すお客様が多いのが現状です」(トヨタ販売店スタッフ)
また、通称「ガッツミラー(補助確認装置)」が廃止されたことについては、カスタムを楽しむ層だけでなく、一般のユーザーからも「見た目がすっきりして良くなった」と好評を得ているそうです。
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トヨタの販売店によると、ハイエースはその圧倒的なリセールバリューの高さから、改良のたびに乗り替えるユーザーや、それを提案する担当者が非常に多いのが特徴で、今回も同様の傾向が見られるといいます。
しかし、購入意欲があっても販売台数に制限があるため、実際には手に入れられない人も少なくないのが現状となっており、手に入れたいのであれば早めに販売店に相談しましょう。
Writer: 塚田 勝弘
中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。





























































