日産「“新型”フェアレディZ」今夏登場へ! 40年ぶり復活した伝説の「Gノーズ」新採用&「Z31風ホイール」も設定! “ヘリテージ感”アップした「マイチェンモデル」 何が進化した?
日産「フェアレディZ」のマイナーチェンジモデルが夏に登場します。どのような進化を遂げるのか、解説します。
マイチェンモデルの新型「Z」 何が変わるのか?
「GT-R」が終売した今、日産唯一の本格スポーツモデルとしてラインナップされているRZ34型「フェアレディZ」。
現在は2022年8月に登場したモデルが現行型としてラインナップされていますが、この夏にマイナーチェンジを実施することが明らかとなりました。
1969年に初代が登場したフェアレディZは、日本国内はもちろんですが、特に北米地域で高い人気を誇り、安価な価格でありながら欧州のスポーツカーに勝るとも劣らない性能を持つモデルとして高い評価を集めました。
その後もモデルチェンジを繰り返しながらも、FRレイアウトとロングノーズ・ショートデッキというスポーツカーの“不文律”を守り続け、途中で休止期間を挟みつつも、現在に至るまで、60年近くにわたり販売が続けられています。
現行型では、FR&ロングノーズ・ショートデッキの伝統的なスタイルはそのままに、405PSを発生するV型6気筒 3リッターツインターボエンジン「VR30DDTT」型を搭載し、6速MTと9速ATのトランスミッションを採用。
さまざまなユーザーにスポーツカーらしい走りを提供してくれるものとなっていますが、今回のマイナーチェンジではどのような変化がなされるのでしょうか。

最も気になるパワートレインについては変更がアナウンスされておらず、405PSの最高出力や、6速MTと9速ATというトランスミッションは不変のようです。
一方、エクステリアでは変化があるようです。
新形状のフロントバンパーが採用され、初代フェアレディZに存在していた「Gノーズ」を思わせるアグレッシブなものを40年以上ぶりに採用。
これはヘリテージを意識している点はもちろんですが、空力性能向上にも寄与しており、フロントリフトが3.3%、ドラッグが1%低減されるとのこと。
そしてアルミホイールも新デザインとなり、こちらは3代目「Z31」時代に設定されていた、ディッシュにスロットが備わるデザインをオマージュし、スポーク形状と組み合わせたものを新たに装備。
ボディカラーには初代「S30型」の「グランプリグリーン」をイメージした「ウンリュウグリーン」を設定し、インテリアカラーにはタン系のカラーが新たに登場しています。
性能面ではショックアブソーバーの直径を太くし、40mmだったピストン径を45mmに拡大することで路面の変化に対する応答性が向上。
これによってトラクションの向上や荒れた路面でも姿勢が乱れにくくなるとともに、街乗りでの乗り心地も向上しているようです。
また、ハイパフォーマンスモデルの「フェアレディZ NISMO」には、要望の多かった6速MTモデルを追加設定。こちらはMTモデル専用のECUデータを搭載することで、マニュアルシフトをより楽しめるようなものに仕上がっているとのこと。
さらに足回りも減衰力などを見直すことで、サーキット走行時の高速コーナリング時の安定感がさらに向上し、フロントブレーキにはGT-Rが採用していた2ピースローターを新たに採用することで、軽量化を実現している点も見逃せません。
実際に登場する夏まではまだ時間がありますが、標準車、NISMOともにスポーツカーとして確実に進化している点は嬉しいところで、実物を目にする日が来るのが楽しみですね。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。










































































