日産「新型リーフ」はなぜ“大変身”したのか? “クーペSUV”化・航続距離・プロパイロット2.0など…「BEVの大衆化」を背負う「3代目」を一般道と高速道路で試して分かった実力とは?【試乗記】
2025年10月に登場した日産「新型リーフ」を一般道と高速道路で試乗しました。クーペSUV化や航続距離の進化、プロパイロット2.0の実力など、「BEVの大衆化」を掲げる3代目はどこまで変わったのか。自動車ジャーナリストの西川昇吾氏が、その完成度とリアルな印象をレポートします。
高速道路で見えた、プロパイロット2.0の実力
高速道路に入り、次はオプション装備となる運転支援システム「プロパイロット2.0」を試してみました。
プロパイロット2.0は、高速道路の同一車線内でハンズオフ走行が可能な運転支援システムです。
実際に起動してみると、運転の上手い人が車線の中央をトレースしているかのように自然で、高速道路のカーブでもステアリング操作が穏やか。
ドライバーの疲労を軽減するのはもちろん、同乗者に不快なGを与えない、非常に洗練された制御が印象的でした。

特に驚かされたのは、車線変更時のスムーズさと扱いやすさです。ボタン操作ひとつで追い越しをサポートしてくれ、追い越し車線から走行車線に戻る際も、ウインカー操作によりステアリング操作をサポートしてくれます。
このサポートが作動するまでの待ち時間も短く、高速道路走行時には積極的に使いたくなる完成度でした。これなら、長距離ドライブでの疲労はかなり軽減されるでしょう。

一般道から高速道路まで、さまざまなシチュエーションで試乗した新型リーフは、総じて満足度の高い仕上がりでした。
あえて言うなら、ステアリングセンター付近のインフォメーションと、フロントサイドウインドウ付近からの風切り音が少し気になる程度ですが、いずれも重箱の隅をつつくようなレベルの話です。
特に風切り音については、全体の静粛性が高いからこそ気になってしまう、という印象でした。
新型リーフは、充実した運転支援システムに加え、馴染みやすい運転フィーリング、そして充電プランまで提案してくれるナビゲーションなどが備わっています。
今回の試乗でも非常に好感触で、「ぜひロングドライブでじっくり試してみたい」と思わせてくれる一台でした。
Writer: 西川昇吾
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手掛ける。また自身でのモータースポーツ活動もしており、その経験を基にした車両評価も行う。




























































































