いすゞの新型「5人乗り“高級”トラック」!? 全長6.7m級「ワイド&ロング」ボディが「4人」寝られる「めちゃひろびろ空間」に! オシャな内装もカッコいいNTBの“2300万円超え”「Be-cam」フラッグシップ車中泊モデル「新型ジオローム」がスゴい!
「ジャパンキャンピングカーショー2026」に、日本特種ボディー(NTB)はオーバーランドスタイルの最上級キャンピングカー「新型GeoRoam(ジオローム)」を展示し、大きな注目を集めていました。
「無骨な外観」×「カフェのような内装」のギャップが素敵
アジア最大級のキャンピングカーの祭典、「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2026」が2026年1月30日から2月2日の4日間にかけ、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されました。
展示ホール1から6までを使用した広大な展示スペースには、出展者数180社・450台以上のキャンピングカーが集結し、多くの来場者の目を楽しませていました。
各社がニューモデルをこぞって投入し、最新キャンピングカーのトレンドを見られるのもJCCSの特徴ですが、今回は、新たなキャンピングカーのベースモデルとして注目されている、いすゞ「エルフ」のキャンピングカーが数多く見られるようになりました。
その中心が、いすゞ車ベースのキャンピングカーや特装車の架装を専門に手掛ける「日本特種ボディー(NTB)」が展示した、エルフのキャンピングカーシリーズです。
その中でもひときわ目立っていたのが、2026年1月の「東京オートサロン2026」でも展示された、いすゞのキャンピングカー専用シャーシ「Be-Cam(ビーカム)」を用いた新型キャブコン「GeoRoam(ジオローム)」でした。

ワイドキャブ・ロングというゆとりある大型シャーシをベースに開発された新型ジオロームのテーマは「素材と質感、機能にこだわったオーバーランドスタイル」。
オーバーランドスタイルとは、悪路走破性に優れた車両でキャンプや車中泊をしながら、道無き道やオーバーランド(荒野)を長距離移動するスタイルのことです。
そのため新型ジオロームもフルタイム4WDを採用しています。
なおベースのBe-Camは、最高出力150ps・最大トルク430Nmを発揮する3リッター「4JZ1-TCS」ディーゼルターボエンジンを搭載し、トランスミッションは9速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせています。
車体サイズは全長6720mm×全幅2200mm×全高2950mmという迫力ある大きさで、外観はカーキ色を主体にダークカラーで塗られており、クロカン四駆のようなワイルドかつタフなイメージでまとめられています。
いっぽう、車体後部に架装された広大な居住スペース内は、ヘビーデューティな外観とはまったく印象が異なる、天然木が多用されたシックで落ち着きある空間が構築されています。
乗車定員は5人。空間も広大で、コンロやシンク、電子レンジを備えたキッチンスペースと、常設のベッド、そしてダイネット(多機能なリビング空間)が贅沢にレイアウトされていました。
無骨なエクステリアと、まるでカフェのような雰囲気のインテリアというギャップも魅力的で、会場でも、車内を見た来場者からは驚きの声があがっていました。
L字型のソファ・シート・テーブルで構成されたダイネットは、展開しマットを敷くことで、常設ベッドとあわせ計4名の就寝を可能としています。
新型ジオロームの価格(消費税込み)は、ベーシックモデルが2178万円、ハイエンドモデルが2365万円で、展示車は後者でした。
NTBの最上級キャンピングカーだけあり、電動ステップ、外部100V出力コンセント、リチウムバッテリー(10kWh)、ソーラーパネル、走行充電器、インバーター2000W×1台、家庭用エアコン、70Lサイズ両開き冷蔵庫などを両グレードで標準装備しています。
ただし展示車両に備わっていた前面下部のフロントガードやルーフ上部のLEDランプバー、HARD CARGO製ルーフラックなどはショーモデル用の装備とのことでした。
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NTBが「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の極みを体現したモデル」とうたう新型ジオローム。
新しいオーバーランドスタイルの最上級キャブコンキャンピングカーとして、注目すべき一台です。
Writer: 遠藤イヅル
1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター・ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持ち、コピックマーカーで描くアナログイラスト、実用車や商用車・中古車、知られざるクルマの記事を得意とする。







































