超レトロなトヨタ「2ドアクーペ」登場! ベースがまさかの「免許取得マシン」!? 丸目4灯&斬新「ギンギラシート」&ルーフ切断した静岡工科自動車大学校の「CM4 “DragEdition”」がスゴい
カスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」で、静岡工科自動車大学校はド派手なカスタムカーを出展。ベース車不明の1台ですが、実は運転免許を取るときに馴染み深いクルマがベースだったのでした。一体どのようなものだったのでしょう。
意外すぎるベース車選択には「物語」も
ド派手なカスタムカーたちが勢ぞろいする「東京オートサロン」の中で、特別な輝きを放つのが、自動車を学ぶ学生たちの作品です。
彼らの夢が詰まったカスタムカーたちは、例年、多くのクルマ好きたちの心をがっちりと掴んでいます。
今回は、2026年1月9日から開催の「東京オートサロン2026」で、静岡市の自動車専門学校 静岡工科自動車大学校が披露した「CM4 “DragEdition”」をご紹介しましょう。
国産車をベースにしたカスタムカーを製作したのは、今年度卒業となるボディエンジニア専攻科の学生たちです。
テーマは「70年代のアメ車」。いわゆるマッスルカーをイメージし、ドラックレース仕様に仕上げました。

驚くべきはそのベース車で、なんとトヨタの「コンフォート」。つまり、教習車なのです。コンフォートを使った点には非常に驚かされましたが、なぜ教習車を使ったのでしょうか。
その疑問に答えてくれたのが、製作担当の学生さんでした。理由としては、「100万円の限られた予算を有効活用するために、学内にあった車両を用いた」ため。
そしてそのコンフォート教習車が同校にやってきたことにも、実は一つの物語が…。
近隣の自動車教習所が、役目を終えた教習車を教材として活用して欲しいと寄付してくれたとのことでした。そのため、学内には多くのコンフォート教習車があるそう。
意外な選択の背景には、学生を応援したいという地域の応援という温かいエピソードが隠れていました。その中から程度の良いものが、卒業製作となるカスタムカーのベース車になるという大役を担ったのです。
完成車の名前は「CM4 “DragEdition”」。しかし、その外見からは全くコンフォートらしさは消え去っています。そもそも、オーソドックスな4ドアのボディから2ドアクーペにまで改造してしまっているのですから、当然かもしれません。
一体、どのようなカスタムが加えられているのでしょうか。
デザイン構想でイメージしたアメ車はプリムス「ロードランナー」。直線を強調した古典的なノッチバッククーペなので、コンフォートとの相性も良さそうです。
しかしコンフォートは4ドアセダン。どのように2ドア化されたのかというと、なんと2枚のフロントドアを切断し、繋げることで長いドアに仕上げたそう。
そのためBピラーも切断され、後方に移設。短くなった後部ドアスペースを埋めるためのリアフェンダーのパネルには、元々の後席ドアを切断してパネルに活用しています。
さらにアメ車のカスタムの定番のひとつ、ルーフを下げる「チョップドルーフ」仕様するために、各ピラーも切断してルーフ位置を下げるなど、大胆な加工が行われています。
各部を見ていくと、フロントマスクは市販の丸目ライトを用いたオリジナルデザインに。アメ車風味のスクエアな樹脂バンパーはコンフォートのものを加工。
ボンネットはそのままの状態で流用されており、エンジンルーム内には、ノーマルの教習車の2リッター4気筒エンジン「1TR-FE」型が収まっているそう。こちらはノーマルのまま。
ドラックカーの演出に役立っている足回りには、アメリカでレース用タイヤを手掛ける「フージャーレーシング」タイヤに、ワーク「MEISTER CR01」の15インチアルミホイールを組み合わせたもの。
フロントタイヤに加えて、リアタイヤもワイド化。さらに、リアサスペンションをエアサスとすることで、ドラックカーらしい尻上がりのスタイルも実現しています。
フェンダーもタイヤサイズに合わせて、ノーマルフェンダーにFRPで加工を行うことでブリスターフェンダーに仕上げています。
リアスタイルでは、短くなったリアガラスを専用化。意外にもトランクフードとリヤバンパーは、コンフォートから流用。やはりシックなデザインである素材の良さを活かしています。
そしてアメ車らしさを演出するために、テールランプには本物のシボレー「カマロ」のものが使用しているのもポイント。


















































