超レトロなトヨタ「2ドアクーペ」登場! ベースがまさかの「免許取得マシン」!? 丸目4灯&斬新「ギンギラシート」&ルーフ切断した静岡工科自動車大学校の「CM4 “DragEdition”」がスゴい

カスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」で、静岡工科自動車大学校はド派手なカスタムカーを出展。ベース車不明の1台ですが、実は運転免許を取るときに馴染み深いクルマがベースだったのでした。一体どのようなものだったのでしょう。

「教習車上がり」で補助ブレーキもそのまま?

 より驚かされたのが、インテリアでした。車内にはレーシングカー同様に、ロールゲージが組まれていますが、こちらは塗装や組付けの関係から着脱可能だそう。なので、あくまで雰囲気を盛り上げるドレスアップのひとつ。

 ダッシュボードはコンフォートのままで、ツヤのあるブラックで塗装し、質感を高めています。往年のアメ車も直線的なダッシュボードデザインのものも多かったですから、シンプルなコンフォートのデザインもマッチしています。

ダブルミラーや補助ブレーキなど「元・教習車」を感じさせる装備はそのまま
ダブルミラーや補助ブレーキなど「元・教習車」を感じさせる装備はそのまま

 インテリアで最も拘ったパーツは、なんと金属製のシートです。これも学生による手作り。シートの骨格とレールはコンフォートのものを使っていますが、金属製のシートはコツコツとハンドメイトで仕上げたとのこと。かなりの力作といえるでしょう。

 またインテリアの不要なものは全て取り外されていますが、ベースが教習車であること示すために、あえて補助ブレーキとダブルルームミラーは残されています。

 この他にも、美しいドアデザインとするためにアウターパネルをスムージング化し、ドアの開閉をリモコン式とするなど、細部まで学生たちのコダワリが光っています。

 アクスルシャフトのナロー化は、専門業者に加工をお願いしたとのこと。最もお金がかかったところを尋ねると、「タイヤとアルミホイールで約50万円です」という、思い切りの良さも若者らしい大胆さが感じられます。そのほかの部分は、努力とアイデアで乗り切ったのでしょう。

 製作期間は、構想に約5か月、製作に約半年を要したそうで、大変なことも多かったようですが、「とても楽しかった」と笑顔で学生さんが応えてくれたのがとても印象的でした。

 彼らは今年3月に卒業を迎え、それぞれの道へと旅立ちます。がんばれ、新たな自動車人。これからクルマ好きの未来を、君たちが担っていくのだから…。

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