スズキ「“ジムニーノマドベース”の斬新マシン」に注目! 「ミニジムニー!?」風の“実用車両”は自分で動き回る! 悪路走破性&平ボディで「過酷環境対応」Blanc Robotの凄さとは
スズキが豪州のスタートアップ企業とともに開発した自律型ロボットプラットフォーム「Blanc Robot」は、市販車の「ジムニーノマド」の技術が使われているといいます。どのようなものなのでしょうか。
体幹は「ジムニーノマド」 自分で動き、仕事の手助けに
スズキが豪州のスタートアップ企業 Applied EVとともに開発した自律型ロボットプラットフォーム「Blanc Robot」は、さまざまな分野においての有用性が期待されています。
その構造には四輪駆動車「ジムニーノマド」の技術も用いられているといいます。
この新しいロボットプラットフォームはどのような特徴を持っているのでしょうか。
ジムニーノマドは、インドで2023年1月に公開された、「ジムニー」4代目現行型の5ドアロングボディモデルで、日本市場では2025年1月に導入されています。
1970年に誕生した初代ジムニーで培ってきた非常にコンパクトなボディに強固なラダーフレームや副変速機付きの4WD、リジットサスを備えたことによる本格的な不整地走破性に、ホイールベースを伸ばして5ドア化することで、日常利用における利便性を大きく向上させています。
Blanc Robotは、このジムニーノマドのラダーフレームを活用して開発されました。
Blanc Robotは、物流・農業・工場内輸送・建設現場などの問題解決を目標として開発された次世代ロボットプラットフォームであり、2015年に創業したオーストラリアのスタートアップ企業 Applied EV(アプライドEV)と共同で生み出されています。
食品や荷物の配達から産業用途まで、様々な商用車の使用シーンへの適応が期待されているといいます。
EVアーキテクチャを基礎とし、融通性の高いモジュール構成と優れた耐久性を実現。
そこにジムニーノマドのラダーフレームを組み入れたことにより、厳しい環境下でも信頼できる走行性能を発揮することが可能になっています。

車体は基本的に自動運転を前提としているため、運転席などは持たず、シャシだけを抜き出したような平らなボディになっていますが、クルマに似たランプ類を装備するとともに、乗用車風のホイールや引き締まったフロントフェイスを持ち、「ミニジムニー」と呼べるような外観が特徴となっています。
2025年12月に開催された展示会「2025国際ロボット展」では、鉱山など危険性の高い現場向けに視認性強化や安全装備を搭載した「過酷環境対応モデル」と、カスタマイズ可能な配送ポッドを備え、物流や搬送用途に対応した「現場配送モデル」が公開。
卓越した走行性能と自律走行による多用途性が、さまざまな産業分野における活躍が期待されています。
Writer: 伊勢崎剛志
自動車販売から自動車雑誌編集部を経て、ライターとして独立。趣味も多彩だが、タイヤが付いているものはキホン何でも好きで、乗りもので出かけることも大好物。道路や旅にも精通し、執筆活動はそういった分野をメインに活動。




























































