旅先などで突然のトラブル…自動車保険の無料ロードサービスはJAFの代わりになる?
自然災害ではJAF強し! クルマの種類によっても差がある?
2018年は1月の大雪で立ち往生する車や、7月の西日本豪雨では冠水して動かせなくなる車や河川の氾濫によって流された車が続出しました。JAFは大雪の立ち往生も、冠水車の引き上げもロードサービスで対応できますが、損保ではどうでしょうか。SBI損保に聞いてみました。
「雪道でのスタックについては、チェーンを装着していることや、スタッドレスタイヤを履いていることが条件になります。ノーマルタイヤでのスタックは対象外です。また、冠水車の場合は救援車両がある程度クルマに近づけるような状況であれば、ウインチなどでお車を引き出すことも可能です。近づけない場合は水が引くまでロードサービスでは対応できません」
自然災害についてはJAFのロードサービスの方が安心感があるようです。また、筆者(加藤久美子)は車を所有して30年経ち、その間、諸々のトラブルを経験し、ロードサービスを合計20回以上受けて来ました。そこでわかったことは、車齢20年以下の国産車なら、JAFも損保も技術力はほとんど変わらないのですが、やや古いクセのある輸入車では事情が異なります。JAFで困ったことはありませんでしたが、損保は救援に来てくれる業者によって技術力に差があると感じたことが何度かありました。