斬新「すごい“ハコスカ”」公開! 往年の名車デザインに「ド迫力ワイドボディ」×大径ホイール! まさかの「S15シルビア」ボディ&パワートレイン採用の“平成仕様”! STAR「ハコビア」登場!
「東京オートサロン2026」の会場に並ぶ数多くのカスタマイズカーの中で、ひときわ異彩を放っていたのが、広島県福山市のSTARが手がけた「ハコビア」です。一見するとハコスカそのものに見えますが、実はシルビアのシャシを用いたカスタムカー。一体どのようなモデルなのでしょうか。
ハコスカの皮を被ったシルビア
2026年1月9日から11日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)を会場に「東京オートサロン2026」が開催されました。
会場には数多くのカスタマイズカーが所狭しと並び、多くの来場者で賑わっていましたが、今回は広島県福山市の「STAR」が出展した「ハコビア」を紹介します。
この車両は、一見するとワイドフェンダーに大径タイヤ&ホイールを装着した往年の「3代目スカイライン」、通称「ハコスカ」のように見えます。
しかし、車名がハコビアであることからも察せられるとおり、実はハコスカと「シルビア」を融合させたモデルなのです。

これまでにも、ハコスカにシルビア搭載のSR20エンジンや、後年のスカイラインに搭載されていたRB系エンジンを換装した個体は存在していました。
しかしこのハコビアは、単なるパワートレインの移植にとどまらず、シルビアのシャシにハコスカのボディを載せるという、非常に大胆な手法で製作されています。
文章にすると簡単に聞こえるかもしれませんが、当然ながら実車はプラモデルのようにシャシとボディが簡単に分離できるわけではありません。
ましてや、ボディサイズの異なる2台の車両を一体化させる作業は、決して容易なものではないのです。
しかし、このハコビアを外から眺める限り、違和感を覚える部分はほとんどありません。知識のない人が見れば、「シャコタンで大径ホイールを履いたハコスカ」と受け取ってしまうほど、完成度の高い仕上がりとなっています。
一方でインテリアに目を向けると、そこには見慣れたS15シルビアのインパネが備わっており、シートもシルビア用が装着されています。
外装とのギャップに驚かされますが、よく見るとインパネは左右が詰められ、ハコスカの室内サイズに合わせて自然な加工が施されている点にも注目です。
また、この車両はAT車をベースとしているため、2ペダルによるイージードライブが可能。
さらに、シャシがシルビアであることから、エアコンやパワーステアリングも完備された、快適性の高い一台となっています。
STARでは、同様の車両製作も可能とのこと。予算はベース車両の状態やカスタマイズ内容によって大きく変動するそうですが、興味のある方は一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
なおSTARでは、ハコスカの外装パネルをカーボン製に置き換える「ハコスカーボン」というプロジェクトも展開しており、ハコビアに装着されていたボンネットもその一環です。
ボディパネルの腐食に悩むハコスカオーナーにとっても、注目すべきショップと言えるでしょう。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。















