ホンダ「“軽”NSX」!? 本格的“660ccエンジン”をミッドシップ搭載! 約140万円で「伝説のリトラ」も完全再現した“軽量スポーツカー”実車公開! ちいさなスーパーカー「S660」が変身した「ワンダーNS660」がスゴイ!
「東京オートサロン2026」で注目を集めた“ミニNSX”こと「NS660」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。
ホンダ「“軽”NSX」!? 本格的“660ccエンジン”をミッドシップ搭載!
2026年は1月9日から11日の3日間、千葉県の幕張メッセにて開催された「東京オートサロン2026」。
北ホールに入るためにエスカレーターを降りていくと、目に入ったのが“ミニNSX”とも言える「NS660」です。
一見すると初代NSXのように見えるNS660とは一体どのようなクルマなのでしょうか。

NS660はその名前から想像できるように、ホンダの軽スポーツカー「S660」をベースにして、ホンダのフラッグシップスポーツカーとなるNSXを再現したカスタムカーです。
開発は「ワイズスクエア」が行い、 販売はアフターパーツメーカー「WONDER(ワンダー)」が担当しています。
実は昨年の東京オートサロン2025でも「miNiSX660」という名前で展示されていて、多くの方の注目を浴びていました。
そこから製品としての完成度を上げ、フロント&リアバンパー、フェンダー、サイドスカート、エンジンフード、リアウイングなどを装着した、フルボディキットとなっています。
ちなみに価格(消費税込)は、ライト類などを含まないボディキットのみで143万円、完成車のコンプリートカーで250万円という設定で販売されています。
しかもこのスタイリングで車検も合格し普通車ナンバーの取得もしていますので、一般公道も走れるのがNS660の魅力の一つでもあります。
ちなみに、リトラクタブルヘッドライト(通称、リトラ)は現代の法規では通らないため「固定式ヘッドライト」とし、突起物要件も通過するような角Rになっています。
そのため開閉の稼働はしませんが、開けた状態でNSXのかっこよさを再現しています。
またテールランプは本物のNSXのランプを使っていることもあり、リアから見ればそのスタイルはまさにNSXそのもの。
もちろんNSXからすればスケールが異なりかなり小さいのですが、ちゃんとNSXに見えるように全体のバランスを取るなど工夫して作られているうえ、ボディ形状は空力的にも効果を発揮するそうです。
というのも展示車両を見れば分かりますが、ドアパネルには、軽自動車がメインで戦う耐久レース「K4-GP」に参加した時のゼッケンが貼られたまま。
富士スピードウェイの長い直線やコーナーにおいても、しっかりとダウンフォースを感じられたと言います。
また、サーキットを走る上でリトラが開いた形状のままだと空力的には不利になってしまいますが、そこは商品のアピールも兼ねてということで、不利なのは理解した上であえて開けたまま走行を行ったそうです。
ちなみにレースに参加したことで、今後インナーフェンダーをこうしたいとか、ウイングの形状をこうしたいとか、新たな構想も湧いてきたそう。
ドアは、今回のモデルではイベント用にシザースドアに変更されていますが、その他の部分はK4-GPに参加した時のままと言いますので、レーシングカーとしての魅力も感じられました。
会場では、NS660を見たNSXオーナーから「ガレージに2台を並べたい」という声もあったとのことで、それだけ完成度が高い仕上がりになっているのです。
公道で走っている姿もぜひ見たいですね。
Writer: 雪岡直樹
1974年東京生まれ。フォトスタジオアシスタントを経てフリーランスのフォトグラファーへ。雑誌やWeb媒体の撮影を担当。自動車雑誌の撮影と並行してユーザーインタビューやイベントレポートを担当することで、ライターとしても活動。国内最高峰のレース「SUPER GT選手権」を長年取材。新車情報やレースレポート、イベントレポートなどを雑誌やWebに寄稿する。
























































