全長4.6mの新「“FR”セダン」発表! 520馬力の「V6ツインターボ」搭載×本気のカーボンエアロ装着! 斬新「ウイング」もスゴい…アルファロメオ「ジュリア クアドリフォリオ ルナ・ロッサ」ベルギーで登場
アルファロメオは2026年1月9日、ベルギーで開催された「ブリュッセルモーターショー2026」において、高性能セダン「ジュリア クアドリフォリオ」の限定モデル「ルナ・ロッサ」を発表しました。世界でわずか10台のみが生産される、ブランド史上最も過激なモデルとはどのようなクルマなのでしょうか。
ダウンフォース5倍の「史上最強」ジュリア登場!
ステランティスのアルファロメオは2026年1月9日、ベルギーで開催された「ブリュッセルモーターショー2026」において、ブランドの象徴である高性能セダン「ジュリア クアドリフォリオ」の特別限定シリーズ、「Giulia Quadrifoglio Luna Rossa(ジュリア クアドリフォリオ ルナ・ロッサ)」を世界初公開しました。
今回発表されたジュリア クアドリフォリオ ルナ・ロッサは、イタリアの伝説的なセーリングチーム「ルナ・ロッサ プラダ ピレリ」とのパートナーシップから生まれた記念すべき第一弾モデルです。

アルファロメオとマセラティの卓越性を融合させたカスタマイズプログラム「BOTTEGAFUORISERIE(ボッテガ・フォーリセリエ)」の一環として開発され、イタリアのクラフトマンシップと先端技術が融合した「走る芸術品」として仕立てられました。
最大の特徴は、アルファロメオ史上「最も空力効率に優れたクアドリフォリオ」と謳われるそのエアロダイナミクス性能です。フロントバンパー、サイドスカート、そしてリアの大型ウイングなどから構成される専用のカーボンファイバー製空力キットを装着しています。
特に目を引くリアウイングは、ルナ・ロッサの競技ヨット「AC75」の水中翼(フォイル)からインスピレーションを得たもので、本来ボートを浮かせるための揚力を発生させる形状を反転させ、車体を路面に押し付けるダウンフォースを生み出すよう設計されています。
この徹底的な空力対策により、標準モデルと比較して最大5倍ものダウンフォースを獲得。時速300km走行時には約140kgものダウンフォースを発生させ、超高速域での圧倒的な安定性を実現しています。
ボディサイズは、ベースモデルの数値を参考にすると全長4636mm×全幅1865mm×全高1435mm(欧州参考値)です。
エクステリアは、ルナ・ロッサの船体を彷彿とさせる金属的な輝きを持つイリデセント(玉虫色)カラーで塗装されています。ボンネット、ルーフ、リアセクションをブラックアウトした「ボートデッキ」スタイルとグレーのボディカラーによるツートーンコントラストが、彫刻的な美しさを際立たせています。
また、ブランド史上初めて、伝説的なアルファロメオのロゴが情熱的な「赤」の背景色で彩られている点も、ファンにはたまらない特別なディテールです 。
心臓部には、最高出力520馬力を誇る2.9リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。トランスミッションは8速ATを組み合わせ、駆動方式は後輪駆動(FR)を採用しています。
さらに、この強力なパワーユニットにはアクラポビッチ製のエキゾーストシステムが標準装備されており、機械式セルフロッキングディファレンシャルとの組み合わせによって、強大なトルクを最適に路面へ伝達しつつ、官能的なサウンドとコーナーでの俊敏性を高めています。
インテリアもまた、限定車ならではの特別な仕立てとなっています。シートには、ボートクルーが着用するPFD(救命胴衣)の素材やグラフィックに着想を得たスパルコ製シートを採用。
さらにダッシュボードには、実際にルナ・ロッサのセイル(帆)として使用されていた素材の一部が埋め込まれており、水上のレースの世界観を車内でも体感できる演出が施されています。
この特別なジュリアは、イタリア・ナポリで開催予定の第38回アメリカズカップに向けた両者の結束を象徴するモデルです。世界限定わずか10台という希少なモデルですが、残念ながら発表時点で既に完売しているとのことです。
Writer: くるまのニュース編集部
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