ぶっちゃけいま、EVって日本でどうなの？実際に使ってわかった○と×とは

2021.09.16
会田肇

2021年9月に、ドイツ・ミュンヘンで「IAAモビリティ2021」が開催されました。欧州の自動車メーカーがさまざまな新型EVを世界初公開、その様子はあたかも「EV祭り」。欧州ではEVシフトが加速していますが、日本でのEV普及率はまだ全体の0.7％といいます。現状、日本でEVは「使える」のでしょうか。

急速充電中のプジョー「e-2008」。急速充電は1回の充電が30分までとなっているのが一般的だ

急速充電器で追加充電しているが、70％を超えていることもあり、充電電力量は0.2kWhしか入っていかない

EVの充電口は普通充電(左)と、急速充電用で使うCHAdeMO(チャデモ)が備わる

容量62kWhとした日産「リーフe+」のリチウムバッテリー。堅牢なフレームに囲まれてボディの剛性アップにもつながっている

EVやPHEVではタイマー機能を使って充電スケジュールを任意に設定することができる(写真はプリウスPEV)

バッテリー残量が1/3にまで減ってきた状態。このぐらいになるとスピーディな充電が可能となる(写真は三菱エクリプスクロスPHEV)

マツダの電動化技術「e-SKYACTIV」を搭載した「MX-30 EV」。他にマイルドHEVをラインナップし、来年にもロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダー搭載も予定されている

プジョーの電動化戦略の要ともなっている「e-2008」。他にハッチバックモデルの「e-208」をラインナップ

トヨタ「c+Pud（シーポッド）」。超小型モビリティのカテゴリーで現在は自治体向けとして販売。来年には一般販売される予定になっている

EVなど電動車では充電状況やスケジュールをスマホで管理できるのも特徴だ。写真は「レクサス・UXe」

電動車では減速や制動時には回生ブレーキが発生し、これを電力として回収する。写真はプジョー・e-2008

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1件のコメント

PHEV乗り

2021.9.16 14:01

返信

PHEVとBEVを日常に使っているが、概ね記事の通り。
BEVもPHEVもバッテリー搭載量は多い方が現状は良い。
セル数も多いから、充電効率も大量搭載の方が高い。充電効率は満充電に近いとサチレートする。
ショボいバッテリー搭載車の30分充電なら、大量バッテリー搭載車なら15分もあれば同じ距離が走れてしまう。
購入するなら購入価格は高いが、大量バッテリー搭載車をお勧めする。
それと間違ってもチャデモ非搭載車は買わないこと。どこの車か分かると思うけど。