【R129型】メルセデス「SL」のちょうどよい古さが掻き立てる濃厚な“シブさ”【中古車至難】 エンジンラインナップは大きく分けて3種類あった。エントリーモデルは6気筒(前期は直列、後期はV型)を搭載する「320」に始まり。V8を搭載する「500」。V12を搭載する「600」だ(C)Daimler AG 1996年に1度フェイスリフトを受けている。写真は変更後で、2トーンボディがモノトーンへ、バンパーも新しくなりブレーキアシストも追加された(C)Daimler AG こちらはフェイスリフト前。異色カラーバンパーがシブく決まっている。写真のクルマは日本非販売モデルの300だが、デザインは320とほとんど変わらない(C)Daimler AG 脱着式ハードトップを装備すれば、贅沢な2シータークーペへと変身する。ただし、約35kgと重く大きいため装着には複数人でも苦労するという(C)Daimler AG 懐かしのヘッドライトワイパーは、全車に装着されている(C)Daimler AG インテリアはもちろんウッドとレザーで上品に仕上げられている。ちなみに、アメリカ仕様のSL(写真)のみ、保険料が安くなるという理由で4シーターとなっている。そのため日本仕様や欧州仕様では荷席となる(C)Daimler AG 1995年以降はエアバッグを装備、1997年には座席サイドにもエアバッグを設置し安全性も極められている(C)Daimler AG ヘッドレスト後ろに装備されているロールオーバーバー(通常は収納されている)。車体の傾きや衝撃を検知し作動する。これは全車に標準装備されている(C)Daimler AG AMGモデルも存在しており、353psまで強化されたV8エンジン搭載の「SL55」や、「SL600」のチューンドモデルがあった。さらに、525psを誇った「SL73」という、60台から85台ほどしか生産されていない希少モデルも存在した。これに積まれた7.3リッターV12エンジン(写真)は後に、スーパーカーのパガーニ「ゾンダ」に採用された(C)Daimler AG 4代目となる「R129型」は、先代から約18年ぶりに登場した。3代目のR107型ではV8エンジンを初採用としたが、R129型ではV12エンジンもラインナップしていた。当時の新車価格は1380万円から(C)Daimler AG しっかりメンテナンスされている車両は故障率も意外と少ない。強いていえば前期モデルのエンジン部品(ガスケットなど)に気をつけたい。またR129型は全体の半数以上の物件が、オプションの脱着式ハードトップを搭載している(C)Daimler AG 記事ページへ戻る メルセデス・ベンツ・SL の中古車をさがす 【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る
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