買って終わりじゃない! パイオニアの車載デバイス「NP1」は登場1年でどう進化した?【PR】
音声だけの案内は、本当に使えるの?
NP1を利用する前に不安に思っていたのは「音声だけの案内で、間違えずに走れるのか?」ということです。ところが使ってみれば、これは杞憂にすぎませんでした。「次の信号を右」のように、非常に案内が具体的なのです。従来のカーナビの「300m先を右」という案内よりも、間違えにくくなっています。
目的地検索は、NP1に話しかけておこないます。「○○を探して」と話しかければ、NP1が候補を見つけて、「○○が3つ見つかりました。どれに行きますか?」と返してくれます。その音声認識はクラウド技術を使っているためか、とても優秀です。ルート案内の途中で「高速道路優先でリルートして」「下道で案内して」などと指示すれば、新しいルートを選ぶこともできます。
また、スマートフォン用の専用アプリ「My NP1」が用意されていて、これを使えば、走行中にスマートフォンをナビ画面として使うこともできます。クルマに乗り込む前にあらかじめこのアプリで目的地を検索し、案内を予約することも可能で、視覚的にルートを選ぶことができるのがメリットです。
リアルな使い方をいえば、事前にアプリで目的地を予約して、走行中はスマートフォン画面を表示させています。スマートフォンの表示は正直、あまり見ません。とはいえこれまでの癖なのでしょうか、表示がないと不安になってしまうのです。
通信しているからこそできるアップデート
購入してから気づいたNP1の大きな魅力が「アップデートでの進化」です。音声の認識やルート検索は、通信した先のクラウド上でその処理プログラムが走っているのです。また、ドライブレコーダーの録画データもクラウドに保存されています。衝撃検知時と声・手動操作による録画映像は、SDカードだけでなく、クラウドに自動保存されるので、SDカードトラブルで肝心な映像が録れていなかった、という心配は不要です。
「通信」があるから当然、アップデートも簡単なものです。実際にNP1は、発売から1年が経過したこれまでに、4回の大型アップデートが実施されています。
初回は2022年5月で、AmazonのAlexaアプリが利用可能となりました。2回目となる同年9月のアップデートでは、音声案内の声を替える「コエ替え」が可能に、3回目の同年12月には遠隔で愛車を見守るセキュリティ機能「マイカーウォッチ」が追加されています。
そして4回目の2023年2月には、JTBパブリッシングの「るるぶDATA」や回転すし「スシロー」、情報サイト「いこーよ」との連携などにより、10万件を超えるスポット情報が追加されました。
それ以外にも、細かな機能が日々アップデートされています。新しい道が開通すればすぐに対応しますし、はじめのうちは「今の発音、ちょっと不自然だな」と思っていた案内なども、いつのまにか正しいイントネーションに修正されていました。ある日突然、音声ナビに、カワイイ女性や、イケメン風の男性のコエなどの選択肢が増えていて驚くことも。
最近では、時間や天気をたずねれば教えてくれるようになりました。少しずつですが、確実に日々、進化していることがドライブのたびに実感できます。これも、大きなNP1の特徴でしょう。
予想を上回る進化を期待したくなる「NP1」
購入して1年、NP1はカーナビゲーション&ドライブレコーダーとしての基本機能の洗練だけにとどまらず、ここまで述べてきたような、小さなものから大きなものまで様々なアップデートが実施されてきました。買って終わりではなく、文字通り使い続けるほどに進化する製品でした。
こうした進化は、「便利さ」と「楽しさ」の向上を意味します。ひとりのユーザーとして、これからもたゆまぬ進化を期待するばかりです。
ちなみに、最近は「10日間4400円」「30日間6600円」といった「お試しプラン」も用意されています。気になる方はトライしてみてはいかがでしょうか。