プロのドリフト競技でも使われる実力派! FDJ2のワンメイクホイール「MID RACING」シリーズ5種それぞれの特徴は?【PR】

MIDが生み出した5種類のホイールが、ドリフト競技「FDJ(フォーミュラドリフトジャパン)」のカテゴリーである「FDJ2」のワンメイクホイールとして採用され、迫力ある競技を足元から支えています。今回は、5種類それぞれのホイールが持つ特徴や魅力を一挙に紹介します。

まずはFDJ2(フォーミュラドリフトジャパン2)をおさらい

 FDJ2とは、国内最高峰のドリフト競技「フォーミュラドリフトジャパン(FDJ)」の中級カテゴリーであり、若手ドライバーや新規参入チームの登竜門的なシリーズとして知られています。

MID RACING R06を履いたレクサスIS

 猛スピードでコーナーに突っ込み、白煙を上げながら車輪を滑らせる「FDJ2(フォーミュラドリフトジャパンツー)」。参戦する車両には、ストリート仕様の車両とは一線を画す競技仕様のカスタムが随所に施されており、タイヤやホイールにも高い耐久性、強度が求められます。

 そのFDJ2で装着できるホイールにはレギュレーションが定められており、どんなホイールでも好きに装着できるわけではありません。

 今回紹介するMID RACINGのホイールは、2025年シーズンから「FDJ2」のワンメイクホイールとして採用され、過酷な競技環境に耐え得る実力と信頼性を証明しています。その一方で、実は誰でも購入でき、先述した性能面だけでなくデザインの面でも魅力的なホイールなのです。

「MID」ホイール、そして「MID RACING」とは?

 ここで「MID(エムアイディー)」についても、改めて紹介しておきましょう。「MID」とは、ホイールメーカー「マルカサービス」が展開するブランドで、マルカ・インテリジェント・デザインの頭文字を取ったもの。マルカサービスが展開する主力ホイールブランドのひとつです。

“走り”に特化したレーシング志向のホイール。写真は「MID RACING R06」

 マルカサービスは大阪府に本社を構え、1961(昭和36)年の創業以来、自動車のドレスアップやモータースポーツシーンに貢献する高品質なホイールを数多く世に送り出してきました。性能、デザイン、安全性のバランスを追求し、あらゆるニーズに応えるラインナップが魅力です。国内はもちろん、海外マーケットにも製品を展開しています。

 MIDホイールの中でも“走り”に特化したシリーズが「MID RACING」です。MID RACINGシリーズはその名の通りレーシング志向であり、シンプルなスポーク構造に緻密な肉抜きやリブ加工、コンケイブ設計を施すことで、ビジュアルと機能性を融合させた造形を実現しています。

MID RACING TR50を履いたホンダ「シビック」

 各モデルサイズ展開が豊富で、インチとJ数(太さ)、そしてインセットの選択肢が広いため、街乗りのクルマからスポーツカー、本格的なチューニングカーまで装着の自由度が非常に高いのです。

 さらにデカールやセンターキャップが標準で付属するモデルもあるので、ユーザー自身によるカスタマイズ性も確保されています。こうした設計思想と品質保証のバランスが、MID RACINGホイールの最大の魅力といえるでしょう。

 ここからは、MID RACINGからラインナップされている、FDJ2のワンメイクホイールとして採用された各モデルを詳しく紹介します。

MID RACING R06 ― 軽さと強さを両立した王道6スポークデザイン

「MID RACING R06」は、いかにもスポーツホイールらしい王道の6本スポークをベースにしていますが、ただのシンプルな構造にとどまりません。

MID RACING R06を履いたトヨタ「GR86」

 応力分散を考慮したスポーク形状と、リム外周部分に配置されたリブによって力強さや躍動感を演出しています。

 センターから立ち上がるスポークは2つの曲線によって抑揚がつけられており、立体的なコンケイブによってホイール全体に奥行きと躍動感を与えているのも大きな特徴です。

MID RACING R06 18インチ8.5Jサイズに付属のデカールを貼り付けた状態
MID RACING R06に付属する専用のデカール

 センターパートは単なる丸型ではなくナットホールに沿って削り込まれたデザインを採用。さらに、リムフランジの縦壁を立ち上げて段差を作っています。これらによって、軽量化を図るとともに、ねじれ強度のアップやスポーツホイールらしい大胆な造形美を実現しています。

 製法は単なる鋳造ではなく、胴体部分はフローフォーミング製法を用いてリムの薄肉化による軽量化、強度の向上を実現。JWLおよびVIA規格に準拠した安心の強度を確保しており、サイズは15~18インチと豊富で、コンパクトカーから輸入車、そしてハイエースなどまで幅広く対応できる点も魅力です。

 こうした細部へのこだわりから、シンプルな6スポークデザインながらもMID RACINGシリーズとしての個性が際立ち、“レーシング”の世界観を足元から表現できるのです。

「MID RACING R06」のサイズラインナップをチェック!

MID RACING TR50 ― 剛性感と重厚感を兼ね備えた5スポークスタイル

「MID RACING TR50」は、スポーツホイールの王道とされる星形の5本スポークに、フラットサーフェスを採用した、洗練されたスタイリングが特徴。一見クラシックなフォルムですが、現代風に見せるアレンジを施しています。

MID RACING TR50を履いたホンダ「シビック」

 スポークはリムに向かって絞り込むことで、視覚的な安定感とスポーティな印象を両立。スポークからリムに接合する部分にはリブを追加して、シンプルな形状の中にも立体感と剛性感が加えられ、ホイールの強度アップにも貢献しています。

MID RACING TR50 18×9.5Jサイズ
MID RACING TR50を履いたトヨタ「ハイエース」

 リム外周のフランジ部は剛性を高めるために厚みを確保しつつ、テーパー面を広くとることで力強さを強調し、デザイン性と機能性をアップ。スポークとリムのあいだに設けられた溝によって、リム付近には程よい陰影と奥行きが生まれ、フラットなスポークでありながら全体のフォルムに3次元的な表情を与えています。

 また、リム外周にはストロボステッカーが標準で付属され、ホイールが回転した時の印象を強めることができます。

 15~18インチという幅広いサイズ展開と、フローフォーミング製法による構造の強さも魅力です。スポーティな車種に自然と溶け込みつつ、足元に力強さを与える1本といえるでしょう。

「MID RACING TR50」のサイズラインナップをチェック!

 次ページでは、緻密な設計思想に基づき構造美をも追求した、MIDの“答え”ともいえるホイールを紹介します。

【画像】MID RACINGに用意されたFDJ2のレギュレーションに適合する5種のホイールを詳しくみる!(38枚)

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