「MID RACING R26」は、機能性とデザイン性を高次元で両立させるために開発された、2×6スポーク構造のホイールです。MIDが最新の技術と解析をもとに導き出した“答え”ともいえるかもしれません。

　スポークシルエットを6つのブロックで分けて不要な形状を排除した結果、軽量かつ強靭（きょうじん）でありながらダイナミックな印象を与える2×6のスポークデザインを採用しています。

　リムスポークの接合部にはブリッジ形状を設定することで剛性と強度を高めつつ、ビジュアルにパワーのある立体感を演出。フランジ部はシンプルなテーパー面を1周配置しながら、リムから伸びた部分に台形のくぼみをプラスすることで、構造的な剛性を確保しつつ洗練されたたたずまいとなっています。

　さらに、側面にサイドカットを施すことで、ハイオフセット車両装着時にも奥行きのあるコンケイブを演出します。

　フローフォーミング製法による1ピース構造は安心のJWL/VIA規格対応で、15～18インチの豊富なサイズ展開により、幅広い車種に装着可能。クリスタルブラックとディープチタンシルバーという2色の仕上げはいずれも深みと高級感を漂わせ、付属のセンターキャップやブラックエアバルブ、リムステッカーによってカスタム性にも配慮されています。

「MID RACING R25」は、ナットホールに対して理想的なスポーク配置を追求した2×5スポーク構造を採用しており、応力分散性に優れたレーシングクロススポークデザインが特徴で、剛性と軽さを高次元で両立させています。

　スポークはセンターからリムへと美しく延びる極細形状で、Yの字型のクラシックなフォルムでありながら、ナットホールに三角形の深いデザインをプラスすることで、現代的なテイストが加えられています。

　スポークにはアクセントになる赤色のデカールを貼り付けることが可能で、ホイール回転時にはデカールの赤がスポーティさを引き立て、視覚的インパクトと機能美を与えてくれます。カラーはブラック／リムレッドラインです。

　製法はフローフォーミングによる1ピース構造で、JWLおよびVIA規格に準拠した安心の強度を確保。サイズは17インチと18インチとなっています。

　センターキャップ、ブラックエアバルブ、スポークステッカーが付属し、装着後のカスタム性にも配慮されているため、ユーザー自身が個性を表現できる遊び心と機能性が共存する1本です。

「MID RACING R07」は、7本スポークを採用したスポーツ志向のハイデザインホイールです。スポークがリムへ滑らかに流れ込むラインと、接合部の大きなR曲線によって応力分散性を高めつつ、スポーツホイールらしい美しい流線形を実現しており、立体感が際立つデザインです。

　太めのスポークですが背面には肉抜き加工を施して軽量化が図られており、剛性と軽量化を両立する構造設計です。太すぎず細すぎない絶妙なデザインは、強度と軽さを高いバランスで追求しています。

　スポークはリムエンドまで延ばさずあえてリム手前で切り、そこからリム外周まで一気に立ち上げられています。リム外周にはレッドのラインがぐるりと一周。これはホイールを大きく見せる視覚的効果が抜群で、装着時の存在感を強めるデザイン意図も込められています。

　センターパートは一見円形に見えますが、実はナットホールに合わせたカービング処理が施されており、新鮮さと軽量感を両立するこだわりよう。なお、カラーはブラック／リムレッドラインのみです。

　15〜18インチまでのサイズ展開、およびフローフォーミング製法による1ピース構造、JWL/VIA規格適合という強固な品質基準を備えており、スポーツ性能とアクセントのある足元を演出してくれます。

　以上のMID RACINGシリーズは、ドリフトやサーキット走行を楽しむモータースポーツ志向のユーザー、愛車を個性的に仕上げたいドレスアップ派のユーザー、そして実戦のノウハウが生かされた製品に信頼を置く人、さらにSUVやセダンにも似合うデザインのホイールを探しているカスタムカー愛好家など、各人の願望を満たしてくれるホイールといえます。

　今回ご紹介した5種類のホイールには個性と明確なコンセプトがあり、ユーザーは使用用途や車両タイプに応じた最適な選択が可能です。

　デザイン、機能性、信頼性を高い次元で融合させたMID RACINGのホイールは、あなたの走りを次のステージへ導いてくれるでしょう。