あの「MOMO」がタイヤを出してる!? アバルトF595に「TOPRUN M-300」を履かせて「松田蘭」と信州ドライブでチェック!【PR】
「MOMO」タイヤの性能を試すべく、「アバルト F595」に履かせて信濃路を巡りました。松田蘭さんが、助手席から率直な感想をくれます。サーキット仕様のヘルメットや日本車にも純正採用されたハンドルなどで知られる同社、MOMO「TOPRUN M-300」の実力やいかに。
「MOMO」と聞いてココロ踊る人は要チェック! なタイヤを試す
「MOMO」と聞いて何かしら心の動く人は、きっと相応のクルマ好きでしょう。
「MOMO(モモ)」といえば、かつて愛車のハンドル(ステアリングホイール)を純正からアフターマーケット品に交換する人が多かったころ、皆がこぞって選んだという高い人気を誇るブランドです。
ハンドルは運転中に絶えず触れる部分であると同時に、クルマとドライバーの接点となる重要なアイテムであり、見た目だけでなく、運転感覚などにも大きく影響します。そうしたなかMOMOのハンドルは、手にフィットする感覚と絶妙なデザイン、そして品質の高さで人気を呼び、多くのファンを作っていたのです。
MOMOは、レーシングドライバーであるジャンピエロ・モレッティが1964年に創業しました。「MOMO」の名は、モレッティ(Moretti)と彼の愛したサーキット、モンツァ(Monza)に由来するそうです。
イタリアの職人が丹念に作るMOMOのハンドルは評判を呼び、F1をはじめとするモータースポーツでも活躍してきました。手にしっかりと馴染んでクルマの運転感覚にまで好影響を与えることから、日本車でもトヨタ「スープラ」、スバル「レガシィ」、三菱「ランサーエボリューション」、マツダ「ロードスター」、そしてホンダの「タイプR」シリーズなど、高性能モデルや運転を楽しむモデルを中心に純正採用されたことは広く知られます。ダイハツ「コペン」など、現在でも採用を続けているモデルもあります。
そのMOMOが、アルミホイールやヘルメットなどステアリングホイール以外の商品も手掛けていて、昨今はタイヤも展開していることはご存じでしょうか。その「MOMOのブランドを冠したタイヤ」といえば、当然気になってしまいますよね。
しかも、今回履くMOMO「TOPRUN M-300」はなんと1本7,770円(※)というハイコストパフォーマンスな点も大きな魅力です。価格が安いタイヤは性能が気になる…という人もいると思いますので、ロングドライブでしっかりと性能を試したいと思います。
「TOPRUN M-300」はMOMOのウルトラハイパフォーマンスタイヤ!
今回は、MOMOと同じくイタリア生まれでモータースポーツの血を引くアバルト「F595」に履いてドライブに出かけることにしました。F595は全長わずか3660mmで1120kgのボディに165psのターボエンジンを積むリトルダイナマイトです。
ドライブの目的地は、秋の信州です。同行するのは、日本のレースにおけるトップカテゴリーのひとつ「スーパーGT」などでレースクイーンとして活躍する松田蘭さん。実は松田さん、モデルとしてデビューした初めての年にMOMOタイヤを販売するオートウェイのキャンペーンガールを経験したというご縁もあります。今回は、助手席からの素直な印象を伝えてもらおうと思います。
果たして、MOMOのタイヤはどんなキャラクターなのでしょうか。都心で松田蘭さんと合流し、中央自動車道で長野に向かいますが、乗り始めてすぐに松田さんはこう言いました。
筆者(工藤貴宏)も、まずそこに驚きました。続いてもうひとつ、気が付いたことがあります。乗り心地がいいことです。
今回装着した「TOPRUN M300」は、MOMOの最新タイヤであると同時にウルトラハイパフォーマンスタイヤと位置付けられるものながら、決してハードな味付けではありません。レベルの高い走行性能を持ちつつも、静粛性と快適性をしっかりと備えているのです。
乗り心地の悪さやノイズの大きさとは無縁でロングドライブも快適!
その静かさは、高速道路の排水性を高めた舗装など、ロードノイズが大きくなるような場所でも小声で会話ができるほどで、通常の舗装路においては言うまでもありません。スポーツタイヤという響きから想像するようなノイジーさとは無縁なのです。
特にロングドライブだと、音は気が付かないうちに疲れの原因となりますが、「TOPRUN M-300」ならその心配はいりません。
回転時にタイヤと路面が接触する部分が変わることで音の発生する周波数帯をずらし騒音のボリュームを抑えるという「マルチピッチデザイン」、そしてノイズの増幅を抑制するという「3Dスリット」の採用などが効いているようです。
乗り心地は、タイヤが路面の凹凸の衝撃をしっかりと吸収している印象でした。橋の継ぎ目のように、車体へ大きな入力がある場所でもそれをしっかりといなし、オブラートに包んでから乗員へ伝えるので不快さとは無縁です。
路面の小さな凹凸が生む、コツコツした小さな衝撃までしっかりと吸収してくれることも快適性を高めるポイントでしょう。
ドライバビリティに目を向けると、高速走行時でもしっかり感のある挙動からパフォーマンスタイヤであることを実感します。車線変更時などもクルマに無駄な挙動がなく、ドライバーとしては車体との一体感を感じられるといっていいでしょう。
ハンドル切り始めの反応はシャープすぎることなくナチュラルで、ドライバーの意図をしっかり汲んで素直に動く印象です。
スポーツ系タイヤだが一般道ではそれを感じさせない快適性を実現している
中央道を2時間ほど走ると、北アルプスに手を伸ばせば届きそうなほどまで近づいてきました。最初の目的地である温泉宿「界 アルプス」(長野県大町市)に向けて高速を離れ、一般道を走ります。
ウルトラハイパフォーマンスタイヤと聞くと、サーキットや峠道などで走りを楽しむ人のためのタイヤという印象を受けるかもしれません。しかし「TOPRUN M-300」はそうではなく、スポーティなキャラクターとしつつ、一般道の快適性もしっかり高められています。
運転の好きな人がスポーティなクルマに履くのにマッチングがいいのはもちろん、この乗り心地と静粛性なら同乗する恋人や家族からも嫌な顔をされることはないでしょう。
大切なことなので強調しておきますが、コンフォート性能も十分に高められているため、家族を乗せるクルマに履いても満足できるに違いありません。
※205/40R17サイズ。2022年11月現在の消費税込み価格です。