ヤマハ「SEROW250」約1年で復活 初心者でも扱いやすいマウンテントレール
ヤマハ発動機は、昨年惜しまれながら生産終了した「セロー」を第3次排出ガス規制に適合させ8月31日より発売します。
排ガス規制に適合させ、デザインもほぼ変えず復活
ヤマハ発動機は、2017年に生産を終了した“マウンテントレール”「SEROW250(セロー250)」を、排出ガス規制に適合させ8月31日より発売されます。
外観は、新設計ロングタイプのリアフェンダーに点灯面積が広く優れた被視認性を備えたLEDテールランプが従来型から変更されました。2017年で生産終了がアナウンスされたセローですが、外観デザインをほぼ変えずに約1年ぶりの復活です。
「セロー250」は、「第3次排出ガス規制(二輪車平成28年排出ガス規制)」に適合させるため、環境性能と燃費性を実現するO2フィードバック制御のFI(フューエルインジェクション)や蒸発ガソリンの外気への排出を低減するキャニスターが採用されました。
カラーリングは、「ホワイト/グリーン」「ホワイト/オレンジ」「ホワイト/ブルー」の3色設定です。
1985年に誕生した初代から続くSEROWらしい定番カラー「ホワイト/グリーン」、アウトドアギアを連想し、カジュアル感を持ち合わせたオン/オフ両用カラー「ホワイト/オレンジ」は従来モデルをベースにカラーとグラフィックをアップデートしています。「ホワイト/ブルー」は街乗り時でも映える、さわやかで清涼感あふれるカラーです。
「セロー250」は、自然を楽しむ優れたトレッキング性とオフロード初心者にも扱いやすい走行性といった従来からの特徴を継承しています。
「SEROW250(セロー250)」の価格(消費税込み)は56万4840円。国内年間販売計画台数は2500台です。
【了】