500万円以下!? トヨタ新型「“2人乗り”スポーツカー」まもなく登場!? 400馬力の「直4」搭載のミッドシップスポーツカー「GR MR2」!? 待望の新モデルどんなクルマに?
2025年12月はじめに、特許庁の情報プラットフォームに「GR MR2」の商標がトヨタから出願されたといいます。復活のMR2はどのようなモデルとなるのでしょうか。
トヨタ新型「“2人乗り”スポーツカー」まもなく登場!?
2025年12月はじめ、ちょっとしたニュースが業界を駆け巡りました。特許庁の情報プラットフォームに驚くべき商標が出願されたというのです。
その商標とはなんと「GR MR2」。もちろん出願したのはトヨタ。ということは、トヨタは本当にMR2を復活させる気なんですね。
デビューはまだまだ先になることでしょうけれど、トヨタにミッドシップスポーツカーが戻ってくるのです。
さて、GRブランドとして復活する新世代MR2はどんなスポーツカーになるのか。
ひとつだけいえるのは、かつてのように手が届きやすい価格帯のモデルとはちょっと違うのではないかということ。もちろんこれまでのMR2の軌跡を考えれば、筆者は手が届きやすいミッドシップスポーツカーとすべきだと思うし、それを期待する人も多いことでしょう。

でも、専用でプラットフォームを起こして、走りを磨きまくって(そのためにはコストも必要)、安全装備も充実させて……なんて考えていくと、400万円を下回ったら御の字じゃないでしょうかね。
でも、おそらくそれでは収まらない。なぜなら、今はスポーツカー冬の時代だから。ミッドシップで2人乗りのスポーツカーを出したとして、かつてのMR2ほどの販売台数は見込めないでしょう。コストがかかる割に、そう多くは売れるわけではない。そうなれば自ずと価格は高くなってしまうものです。
具体例を出すとするならば、2025年夏に復活したホンダ「プレリュード」。数が出ないとなれば、少数販売でも利益が出るような価格設定とし、それに見合うクルマにするしかないのです。残念ながら、ミッドシップスポーツカーを安く作れる時代はホンダ「S660」を最後に終わってしまったというわけ。あれが最後でした。
では次世代MR2がどんなクルマになるかといえば、それはポルシェ「ケイマン」やアルピーヌ「A110」のようなポジションではないでしょうか。それらはベーシックモデルが1000万円前後で、メインは排気量2.0リッター前後の4気筒ターボエンジン搭載。徹底的に走りを磨いたリアルスポーツカーです。価格が上がった分、走りは徹底的に鍛え上げるでしょうね。
トヨタなのでさすがに1000万円前後は高過ぎとしても500万円は超えてくるのではないか、と筆者は予想します。
エンジンは、すでに2024年に先行公開(なんと赤ヘッドで「高性能タイプのスポーツエンジン」も示唆)されている次世代の4気筒エンジンになることでしょう。
筆者はその時開発者から聞いて印象に残っているのが「出力はまだ明らかにできませんが、現在のスポーツユニット(3気筒1.6LターボのG16E)が300PSを超えるので、そこから予想してもらえれば」という説明。
排気量が約25%増えるとなれば、パワーも25%増しの400PSと考えるのが自然でしょう。「スープラ」の「SZ-R」のようにハンドリングを楽しむ仕様として、自然吸気バージョンがあってもいいかもしれません。
それにしても、スポーツカー冬の時代にミッドシップのスポーツカーなんてそんなニッチなモデルを本当にトヨタ(GR)が作るのか。
以前のトヨタなら、多くの販売台数が見込めない限りきっとやらないでしょう。でも今のトヨタならやりかねないだろうなあ……と筆者は思います。というかやって欲しい。そしてA110のようなピュアなハンドリングで驚かせてほしい。そう期待せずにはいられません。
ガソリン車の生産を終えてしまうA110の代わりに欲しくなるくらいのクルマになったらいいですよね。
Writer: 鈴木ケンイチ
1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。特にインタビューを得意とし、ユーザーやショップ・スタッフ、開発者などへの取材を数多く経験。モータースポーツは自身が楽しむ“遊び”として、ナンバー付きや耐久など草レースを中心に積極的に参加。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明するように、日々努力している。最近は新技術や環境関係に注目。年間3~4回の海外モーターショー取材を実施。














































































