トヨタ「GR86」より安い!? 300万円以下の高級外車「ベンツ」“4人乗り”スポーツカーどんなモデル? 走りが楽しくてカッコイイ「高性能モデル」も狙える!? “格安”C43 4MATICクーペとは
トヨタ「GR86」はコストパフォーマンスに優れたスポーツカーですが、中古車市場に目を向けると、実はそれよりも安い価格で狙える魅力的な高級外車の“メルセデス・ベンツ”が存在します。今回は、300万円以下で手に入るモデルをピックアップして紹介します。
憧れのベンツが300万円以下で手に入る?
トヨタ「GR86」は、「コストパフォーマンスに優れたスポーツカー」と評されることの多いモデルです。その新車価格(消費税込)は、エントリーグレードの「RC」で293万6000円となっています。
しかし、中古車市場まで視野を広げると、これより安い金額でどのような選択肢があるのでしょうか。
今回は、かつては高嶺の花とされた高級外車のメルセデス・ベンツの中から、今こそ狙い目のモデルをピックアップしてみました。

メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスブランドとして知られる「メルセデスAMG」。通常モデルとは一線を画す高性能なエンジンや足回りが与えられた憧れのブランドですが、そんなAMGのモデルが約300万円以下で手に入ったら…と夢見る人は多いかもしれません。
実は、そんな願いを叶えるモデルが存在します。それが、メルセデス・ベンツ「Cクラスクーペ」にラインナップされていたメルセデスAMG「C43 4MATICクーペ」です。
300万円以下で狙えるのは先代モデル(C205型)の初期型になりますが、その美しいスタイリングは今なお色褪せません。
ボディサイズは全長4700mm×全幅1810mm×全高1405mm、ホイールベースは2840mm。全幅は1810mmに抑えられており、日本の狭い道路や機械式駐車場でも扱いやすいサイズ感です。
また、室内は独立したシートを備えた「4人乗り」レイアウトとなっています。GR86のような緊急用の後席(2+2)とは異なり、大人が座っても移動に耐えうる実用的なスペースが確保されているのも、ボディサイズにゆとりのあるCクラスクーペならではの利点です。
それでいて、クーペ特有の流麗なルーフラインとAMG専用のエアロパーツが、ただならぬオーラを放っています。
最大の魅力は、その心臓部です。最高出力367馬力(2018年モデルは390馬力)、最大トルク520Nmを発生する3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。アクセルを踏み込めば、AMGならではの猛々しいエキゾーストノートと共に、0-100km/h加速4.7秒というスポーツカー顔負けの加速を見せつけます。
また、車名の通り「4MATIC(四輪駆動)」を採用しているのも大きなポイントです。31:69という後輪寄りのトルク配分により、FRのような回頭性を持ちながら、雨天時や高速道路では圧倒的な安定感を誇ります。
新車当時は900万円オーバーのモデルでしたが、現在の中古車市場では300万円を切る価格から狙うことが可能です。
内装の質感や先進装備も現行車に見劣りせず、長距離移動も快適にこなせるコンフォート性能も兼ね備えています。「速さ」と「快適性」の両方を高次元で満たしたいユーザーにとって、非常にお買い得感が高い一台と言えます。
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かつては高嶺の花であった輸入スポーツカーも、中古車なら国産スポーツモデルと同じ300万円ほどの予算から狙えるクルマが多くあります。
しかも、比較的高年式の選択肢もあるため、昔ほど輸入車に対する故障のリスクは高くありません。もし国産車で魅力的な選択肢がないと感じているのであれば、思い切って輸入車のスポーツカーを狙ってみるのも「アリ」な選択と言えるでしょう。
Writer: 西川昇吾
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手掛ける。また自身でのモータースポーツ活動もしており、その経験を基にした車両評価も行う。


































