「関越道利用は控えて!」 「湯沢~月夜野」通行止め続く多重事故発生で… 撤去作業進むも、解除見通し立たず 広域迂回ルートは?
2025年12月26日夜に発生した関越自動車道の多重事故により、湯沢IC~月夜野IC間で上下線の通行止めが翌日27日15時時点でも続いています。NEXCO東日本新潟支社は27日、「復旧には相当な時間を要する」として、上信越道などへの広域迂回を呼びかけています。現在の状況と迂回ルートを解説します。
■群馬から新潟へ…関越道利用は控えて! 推奨される「広域迂回ルート」
現在、NEXCO東日本新潟支社はドライバーに対し、「関越自動車道を利用した外出はお控えください」と強く呼びかけています。
しかし、物流やどうしても外せない用事などで、関東方面と新潟・北陸方面を行き来しなければならないケースも想定されます。
その場合、事故区間の周辺道路(国道17号など)は激しい渋滞が予想されるため、以下の「広域迂回ルート」の利用が強く推奨されています。
ーーー
・上信越自動車道(E18)経由:藤岡JCTなどを経由して長野方面へ迂回するルート
・磐越自動車道(E49)経由:郡山JCTなどを経由して福島方面へ大きく迂回するルート
・北関東自動車道(E50)や東北自動車道(E4)の活用
ーーー

NEXCO東日本が公開した地図では、関越道を避け、上信越道や東北道・磐越道を使って大きく迂回する矢印が示されています。
また、迂回ルートとなる山間部でも降雪や路面凍結のおそれがあります。NEXCO東日本新潟支社は、やむを得ず利用する場合でも「冬用タイヤの装着」と「チェーンの携行」を必須として呼びかけています。
最新の道路交通情報は刻一刻と変化します。
出発前や休憩時には、道路交通情報サイト「ドラとら(ドライブトラフィック)」や、NEXCO東日本の各種公式X(旧Twitter)アカウントなどで、リアルタイムの情報を必ず確認するようにしてください。
一刻も早い復旧が待たれますが、まずは安全を最優先に、無理のない運行計画への変更が求められます。
※2025年12月27日15時時点に公表された内容を追記しております。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。










