冬の光景「ワイパー立て」実はダメだった!? 雪国の“定番対策”思わぬ「破損」リスクにも? 立てないほうが良い理由とは
雪の日にワイパーを立てる光景は定番ですが、「立てる」「立てない」と双方の意見があるようです。意外と知らない冬の常識と、状況に応じた正しい対処法について紹介します。
「立ててはいけない」ケースとは
なかでも注意すべきは、「湿った重たい雪」が大量に降るケースです。
水分を多く含んだ重い雪が短時間に大量に積もる場合、立てたワイパーがその重みに耐えきれず、根元(アーム)から折れたり、曲がったりしてしまう恐れがあります。
![状況に応じた臨機応変な対応が求められます[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2024/12/20231211_snow_003.jpg?v=1702292301)
特に突風が吹くような状況では、風にあおられた雪の重みが一気にワイパーを襲い、駆動部を損傷させるリスクが高まります。
また、屋根からの落雪がある場所や、背の高い車から雪が滑り落ちる可能性がある場合、立てたワイパーに雪が直撃すると、テコの原理で大きな負荷がかかり、フロントガラスごと破損する最悪のケースも考えられます。
そのため、気温が低くサラサラした粉雪の場合は立てて、水分が多い重い雪やドカ雪、強風を伴う吹雪などでは寝かせるなど、雪の状況に合わせて臨機応変に対応を変えるのが、令和の「新常識」といえるでしょう。
加えて、フロントガラス全体をカバー(凍結防止シート)で覆ったり、ワイパーとガラスの間に段ボールやタオルを挟むことで、直接の固着を防ぐ対策も有効です。
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JAFは、このほかにも冬の運転に関する注意を促しています。
通常のウォッシャー液や水は凍結する恐れがあるため、寒冷地用の液に入れ替えることが推奨されます。あわせて、運転前には靴についた雪をよく払うことも重要です。
靴に雪が付着したままだと、アクセルやブレーキの感覚が狂うだけでなく、足が滑ってペダルを踏み外し、予期せぬ事故につながる恐れがあるからです。
このように、雪道でのトラブルを防ぐためには、事前の準備と対策が欠かせません。十分な準備や対策をしたうえで、安全に雪道ドライブを楽しみましょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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