まるで“本格クロカン”なトヨタ「ヴォクシー」がスゴい! ごっついグリルガード×ザラザラ塗装で武装した「家族向けミニバン」! パパママカーズが手掛けた異色のキャンピングカー仕様とは!
ジャパンモビリティショー関西2025において、パパママカーズはトヨタ「ヴォクシー」をベースとしたキャンピングカーを出展しました。本格派のクロカンのようなルックスが印象的なこのキャンピングカーは、どのようなモデルなのでしょうか。
まるで“本格クロカン”なトヨタ「ヴォクシー」がスゴい!
パパママカーズは、2025年12月5日から7日にかけて開催された「ジャパンモビリティショー関西2025(大阪モーターショー2025)」において、トヨタ「ヴォクシー」をベースとしたキャンピングカーを出展しました。
ミニバンの人気モデルであるヴォクシーのキャンピングカーとは、どのようなものなのでしょうか。

大阪府富田林市に本社を置くパパママカーズは、既存のファミリーカーにカスタマイズを加え、オリジナルの1台に仕上げることを得意としています。
今回出展されたキャンピングカーのベース車両は2019年式ヴォクシー(80系)で、グレードは「1.8X ハイブリッド」です。
そのエクステリアには、ベース車両の雰囲気を感じさせないほどの徹底したカスタムが施されました。
まずフロント周りには、パパママカーズ独自のフロントグリルを採用。そこにグリルマーカーや力強いグリルガードを組み合わせることで、まるで本格クロカンのような堂々とした顔つきを演出しています。
さらに、グリルやガード、足元のオーバーフェンダーにはザラついた質感のラプター塗装を施しました。マットな風合いで緑がかったベージュのボディカラーと見事に調和し、ベース車両がミニバンであることを忘れさせるほどタフな印象を与えています。
足回りは、ブロックタイヤを装着した16インチホイールが目を引きます。
ヴォクシーの広大な室内空間を活かしたインテリアは、ブラウンのヴィンテージスタイルが印象的です。
後部座席はベッドキットによってフルフラットにすることが可能で、大人2人が足を伸ばして就寝できる空間が確保されています。
そのほか、ベッド下部には収納スペースが用意されており、大容量ポータブルバッテリーなどを搭載することもできます。
今回の出展車両には約163万円分のカスタムが施されており、車両価格を含めた販売価格は458万円となっています。
パパママカーズの担当者は、このヴォクシーベースのキャンピングカーについて次のように話します。
「パパママカーズでは、2024年10月に『ダイナ』と呼ばれるヴォクシー(80系)ベースのキャンピングカーを発表していますが、今回出展したものはそれをさらに進化させたモデルです。
ポイントはやはり独自製作されたフロントグリルで、グリルマーカーとともに圧倒的な存在感を感じていただけると思います。
ボディカラーはお客様のお好みに合わせてカスタマイズが可能です。さらにシートカバーの素材も選べるため、オリジナリティあふれる1台に仕上げていただくことが可能です」
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パパママカーズでは、ヴォクシーのほかに、トヨタ「アクア」や「シエンタ」「パッソ」「タンク」「ハリアー」「ノア」といった乗用車に加え、「プロボックス」や「サクシード」といった商用車のカスタムカーを手掛けています。
実用性とオリジナリティを両立させたいユーザーにとって、パパママカーズがリリースするカスタマイズカーの数々は注目すべき存在と言えそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。





























