500万円台! 全長4.4mの新「小さな高級車」発売! “ちょうどいい”サイズで室内広々! スポーティな内外装もイイ メルセデス・ベンツ「Bクラス」に“アーバン・スターズ”登場
メルセデス・ベンツ日本は、広い室内空間を持つコンパクトカー「Bクラス」に、スポーティな装備と充実した機能を標準化した新ラインナップ「アーバン・スターズ」を追加しました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
“ナイトパッケージ”を初採用! 黒が映えるスポーティな仕立て
メルセデス・ベンツ日本は2025年12月10日、同社が“マルチ・パーパス・コンパクト”と謳う「Bクラス」に新ラインナップ「アーバン・スターズ(Urban Stars)」を追加し、同日より発売しました。

Bクラスは、「Aクラス」とプラットフォームを共有しながら、より広い室内空間と優れた実用性を重視したモデルです。
現行モデルは2019年6月に登場した第3世代で、2023年2月のマイナーチェンジにより、スポーティかつラグジュアリーな内外装へと刷新されました。
ボディサイズは、全長4425mm×全幅1795mm×全高1565mm。日本の道路環境でも扱いやすいサイズ感ながら、高い全高による開放的な頭上空間と、用途に合わせてアレンジ可能なラゲッジスペースが最大の魅力です。
対話型インフォテインメントシステム「MBUX」や、フラッグシップ「Sクラス」同等の安全運転支援システムを搭載するなど、高い実用性と先進性を兼ね備えています。
今回追加された「アーバン・スターズ」は、Aクラスや「GLA」などですでに導入され好評を博している、装備充実の新ラインナップです。
最大の特徴は、従来は有償オプションだった人気の“AMGラインパッケージ”を標準装備化した点です。
これにより、フロントフェイスやホイールがAMG仕様となり、よりスポーティで都会的なスタイルに変貌しました。
さらに、現行Bクラスとして初採用となる「ナイトパッケージ」を標準装備しました。
フロントグリル中央のスリーポインテッドスター周縁や前後バンパー下部がハイグロスブラック仕上げとなるほか、サイドミラーカバーやウィンドウフレームもブラックで統一され、引き締まった迫力あるデザインとなっています。
足元には、18インチのAMGアルミホイールが装着されます。
インテリアもAMGライン仕様となり、シートには本革のような質感とお手入れのしやすさを両立した合成皮革「レザーARTICO/MICROCUT」を採用しました。
さらに本革巻スポーツステアリング(ナッパレザー)やスポーツシート、カーボンルックインテリアトリムも標準装備され、スポーティかつエレガントな空間に磨きがかけられました。
機能面では、安全な夜間走行をサポートするマルチビームLEDヘッドライトやアダプティブハイビームアシスト・プラスを標準装備に追加。これら多数の装備を標準化しながら、価格設定も魅力的なレベルに抑えられています。
ラインナップは、1.4リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載する「B180 アーバン・スターズ(B180 Urban Stars)」と、2.0リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンを搭載する「B200d アーバン・スターズ(B200d Urban Stars)」の2モデルが用意されます。
ディーゼルモデルでは、コンパクトなボディを力強く加速させるトルクと、高い静粛性を両立しています。
価格(消費税込)は、「B180 アーバン・スターズ」が575万円、「B200d アーバン・スターズ」が609万円です。納車は2025年12月以降が予定されています。
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ファミリー層に人気のBクラスに、精悍なブラックアクセントと充実装備をまとったアーバン・スターズが加わりました。
AMGラインやナイトパッケージによるスタイリッシュな外観と、高いコストパフォーマンスを両立したこの新グレードは、実用性だけでなく見た目のカッコよさも求めるユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となりそうです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。


















































