新車172万円! マツダ新「マツダ2」に“大注目”! “6年目の進化”遂げた全長4m「5ナンバーサイズ」が良い! 6速MTの「走り仕様」もある改良モデルに“輸入車オーナー”も熱視線

直近で仕様変更などを図ったマツダのコンパクトカー「MAZDA2」。最新モデルの動向を販売店に聞いてみました。

今や貴重な5ナンバーカー。マツダ「マツダ2」はMTモデルもある隠れホットハッチ

 2025年11月20日、マツダのコンパクトカーである「MAZDA2(以下、マツダ2)」の機種体系の変更を発表しました。

 その後のユーザーの反響など、首都圏のマツダディーラーに問い合わせてみました。

装備を充実させた新「MAZDA2」に寄せられる反響とは
装備を充実させた新「MAZDA2」に寄せられる反響とは

 マツダ2は、「好きを探せる相棒」をコンセプトとした、自分らしさを大切に、仲間とともにいきいきと日常生活を愉しんでもらいたい、という思いを込めたコンパクトカーです。

 その源流は、もともと「デミオ」というモデル名で1996年8月にデビューしたコンパクトカーです。「新ジャンルのワゴン」としてデビューした初代デミオは人気を博し、月間1万台以上売れたこともあるヒット作となりました。

 その後、2002年8月に2代目へとフルモデルチェンジ。角張ったデザインが特徴的であった初代デミオに対して、2代目は丸みを帯びたスタイルに。

 フォードと共同開発した新世代小型車用プラットフォームである、マツダ・DYプラットフォームを使用しています。

 そして2007年3月に3代目デミオがデビューし、より丸みを帯びたスタイルへと変化します。そして2014年7月に現行となる4代目が登場。

 先代のスタイルはそのままに、マツダのデザインテーマである「魂動 – Soul of Motion」をコンパクトカーに落とし込むことに成功します。

 またプラットフォームやパワートレインなどに走行性能と燃費性能を高める「SKYACTIV」テクノロジーを採用しました。

 デビューから5年後の2019年7月、デミオの名を捨て、モデル名を「マツダ2」に変更。2023年1月にビッグマイナーチェンジを施し、現在にいたります。

 モデルイヤー6年目となる今回の機種体系変更では、人気装備の標準化によって、ユーザーの選びやすさと装備の充実を両立させています。

 新しい機種体系は、最安グレードの「15C II」、ミドルグレードの「15 BD i Selection II」、上級グレードの「15 SPORT II」が展開され、それぞれに新たな標準装備が追加される予定です。

 そんなマツダ2のなかでも最安グレードにあたるのが「15C II(2WD)」です。

 エクステリアデザインは上級グレードと大きく変わらず、グレード間で一貫したシンプルなデザインが特徴です。

 15C IIでは、足回りにスチールホイール、フロントグリルにはパネル(材着)が採用されています。

 ボディカラーは、特別塗装色の「スノーフレイクホワイトパールマイカ」や標準色の「エアストリームブルーメタリック」など、全7色から選択可能です。

 ボディサイズは、全長4080mm×全幅1695mm×全高1500mm、ホイールベース2570mmです。

 従来通り、モータースポーツベースモデル「15MB」や最上級のスポーティグレード「15SPORT+」、助手席回転シート車も継続設定されており、装備および価格ともに変更はありません。

 車両本体価格は、172万400円から250万1400円です(いずれも消費税込み)。

 ディーラーに寄せられている反響について、12月中旬に首都圏にあるマツダディーラーに問い合わせてみました。

「街中でマツダ2のデザインを見て気に入ったので買うことにした、というお客様が多いですね。最初は外車かと思ったというお客様もいらっしゃいました。

 今回の仕様変更のタイミングで購入を決められた…というより、たまたまタイミングがあった、という方が中心です。

 現時点でのご納期は2ヶ月前後を予定しております」

 また、別のマツダディーラーにも聞いてみました。

「今となっては貴重な5ナンバーサイズの乗用車ということで、女性オーナーやご高齢の方にお選びいただくことが多いです。

 それと、15 SPORT IIと、15 SPORT+には6速MTモデルが設定されていることもあって、キビキビ走るコンパクトスポーツということでクルマ好きの方に人気があります。

 かつてのホットハッチを思わせるクルマですし、私自身、通好みなモデルだと思っているんです」

 クルマはパワーやスペックだけでは語り尽くせないことはマツダ自身がロードスターなどを通じて証明しています。

 マツダ2もそんな1台。

 輸入車にも間違えられることもあるマツダ2、さらなる熟成にも期待が持てます。

【画像】超カッコいい! これが「新MAZDA2」です! 画像を見る(30枚以上)

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Writer: 松村透

株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。

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