「悪いコトしてない…」 なぜ突然「ゴールド免許」失う? 無事故無違反でも「ブルー免許」に! 他人事ではない「覚えておくべきコト」とは
無事故・無違反が条件とされる「ゴールド免許」ですが、違反ゼロでも更新時に「ブルー免許」へ格下げされるケースが存在します。年間24万人以上が陥る「うっかり失効」とはどのようなものなのでしょうか。
無事故無違反でもゴールドからブルーに…なぜ?
運転免許を持っている人が憧れる「ゴールド免許」。
保険料の割引などメリットも多いですが、実は無事故・無違反を貫いていても、免許更新時に「ブルー免許」へ格下げされてしまうケースが存在します。
一体なぜなのでしょうか。誰もが陥る可能性がある「うっかり失効」のリスクについて解説します。

クルマを運転する人にとって、免許証の帯の色が「ゴールド」であることは、優良ドライバーであることの証となり、憧れる人も少なくありません。
実際にゴールド免許を所持していると、更新時の講習時間が短縮され手数料が安くなるだけでなく、任意保険の保険料が大幅に割引されるなど、経済的なメリットも。
一般的に、ゴールド免許を取得するための条件は「5年間無事故・無違反であること」となっています。
一方で「違反も事故もしていないのに、新しい免許証がブルーだった」という経験をした人もいます。
実は、無事故・無違反を継続していても、特定の条件に該当する場合や、ある手続きをミスしてしまうと、ゴールド免許は交付されないのです。
まず、免許証の区分について改めて整理してみましょう。
免許証の色は、更新年の誕生日の41日前を起算日とした過去5年間の履歴によって決定されます。
基本的な条件として「継続して免許を受けている期間が5年以上」かつ「違反や人身事故がない」こと。これが優良運転者(ゴールド免許)の要件です。
ここで最初の落とし穴となるのが「継続して5年以上」という期間の縛りです。
例えば、初めて免許を取得してから最初の更新を迎える「初回更新者」や、免許歴が5年未満の人は、無事故・無違反でもゴールド免許の対象外となり、ブルー免許が交付されます。
一方で免許歴も長く、違反歴もないベテランドライバーでも、突如としてゴールド免許の資格を失うケースがあります。
それが「うっかり失効」です。




























