「悪いコトしてない…」 なぜ突然「ゴールド免許」失う? 無事故無違反でも「ブルー免許」に! 他人事ではない「覚えておくべきコト」とは
無事故・無違反が条件とされる「ゴールド免許」ですが、違反ゼロでも更新時に「ブルー免許」へ格下げされるケースが存在します。年間24万人以上が陥る「うっかり失効」とはどのようなものなのでしょうか。
ゴールド免許…剥奪!? 悪いことしてないよ…? なぜ?
ゴールド免許からブルー免許になる要因として注意したいのが、免許更新の手続きを忘れて有効期限を切らしてしまう「うっかり失効」です。
制度上、災害や入院といった「やむを得ない理由」がなく、免許を失効させた場合、再取得の手続きを行っても、それまでの「無事故・無違反」の実績は引き継がれません。
つまり、更新直前までゴールド免許になる予定だった人でも、うっかり失効をしてしまうと、再取得後の免許証は「ブルー免許」になってしまうのです。
警察庁の統計によると、2023年中に免許を失効して再取得(失効新規)した件数は約24万件にものぼりました。
単純計算で1日あたり650人以上が、何らかの理由で免許を失効させ、再取得していることになります。

失効の理由として「仕事や家事が忙しかった」「更新ハガキを見ていなかった」といった事情は、「やむを得ない理由」としては認められません。
SNS上などでは、「更新ハガキが他の郵便物に紛れて気づかなかった」「引越し後の住所変更を忘れていてハガキが届かなかった」といった声も。誰にでも起こりうるトラブルであることがうかがえます。
ゴールド免許の維持、さらには無免許状態での運転を防ぐためにも、免許証の有効期限は定期的に自身の目で確認することが重要です。
また、年度末や新生活シーズンで引越しをする際は、速やかに住所変更の手続きを行うよう心がけましょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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