新車約450万円! 三菱「新型デリカD:5」発売! すでに注文“殺到”の「唯一無二のSUVミニバン」は“ランエボ譲り”の高性能制御「S-AWC」採用で大進化! 2度目の大幅改良型 1月に発売

三菱自動車工業は、大幅改良を行った新型「デリカD:5」を2026年1月9日に発売すると発表しました。

2度目の大刷新で注文殺到!

 三菱自動車工業(三菱)は2025年12月18日、大幅改良を行った新型「デリカD:5」を2026年1月9日に発売すると発表しました。

 10月29日から予約受注を開始し、約5000台の受注を獲得したといいます。

三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデル
三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデル

 デリカD:5は2007年1月に登場しました。1968年に登場した「デリカ」シリーズでは通算5世代目にあたり、国内唯一のSUVミニバンとしてラインナップされています。

 両側スライドドアを有する3列シートミドルサイズミニバンの利便性に、歴代のデリカやSUV「パジェロ」で培ってきた4WDを持ち、本格四輪駆動車並みの走破性能を実現したことから、アウトドアユーザーを中心に根強いファンを持ちます。

 2019年2月には最新の「ダイナミックシールド」デザインの採用やインテリアの大刷新を含む大規模マイナーチェンジが実施され、新型ディーゼルエンジンや新開発の8速ATの搭載、先進運転支援システム「三菱 e-Assist」の採用などが図られています。

 今回、登場18年を迎えて通算2回目の大幅改良が実施され、走破性能の強化やデザイン変更、先進運転支援システムの強化が図られました。

 エクステリアでは、フロントグリル/バンパー、リアバンパーを立体感のあるものに変更し、精悍さを向上しました。

 リアはリアゲートに備わる「DELICA」ロゴをガーニッシュに取り込むとともに文字を拡大し、さらにリアゲートパネル本体もシンプルでプレミアム感のあるデザインに変更しました。足元では18インチホイールのデザインを変更しています。

 ボディカラーは「ムーンストーングレーメタリック/ブラックマイカ」の2トーンを新設定し、カラーバリエーションの拡大も図っています。

 インテリアは新たに8インチ液晶のディスプレイメーターを採用。先進感を高めるとともに、始動時のオープニング表示やドライブモード変更時のアニメーション表示を追加し、視認性の向上や先進感を与えています。

 また、インパネにはギア感とプレミアム感のある金属調アクセントを追加し、センターパネルは傷の目立たないダークグレーに変更。シートは特別仕様車「シャモニー」で採用した撥水機能付きスエード調素材と合成皮革のコンビ素材を用い、上質なものとしています。

 センターコンソールやフロアコンソール下部にはUSB Type-Cを2ポート追加し、利便性の向上も図りました。

 走行性能では、「ランサーエボリューション」や「アウトランダー」などにも搭載して熟成を重ねた三菱独自の四輪制御技術「S-AWC」を採用。悪路走行だけでなく、直進安定性や操縦性を大幅に高めています。

 加えて、4つのドライブモード(NORMAL/ECO/GRAVEL/SNOW)を選択できる機能や、ヒルディセントコントロールを搭載し、状況に応じて最適な走行が可能になりました。

 パワートレインは従来と同一で、2.2リッター4気筒コモンレール式クリーンディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせ。最高出力107kW(148馬力)・最大トルク380Nmを発生させます。

 先進機能では三菱 e-Assistを改良し、衝突被害軽減ブレーキが人や車両の検知に加えて自転車の検知にも対応しました。誤発進抑制機能にはアクセルの踏み間違いに対応しています。

 また、前後バンパーのソナーでおおよその障害物の距離をメーター表示する「パーキングセンサー」、画質を3倍高め、画面表示の追加や移動物検知を追加した「マルチアラウンドモニター」、「先行車発進通知」なども新たに採用しています。

 ラインナップはベーシックな「G」、中級モデルの「Gパワーパッケージ」、最上級の「P」の3グレードで、価格(消費税込)は451万円から494万4500円です。

※ ※ ※

 発売に際し、三菱の取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者の加藤 隆雄氏は、以下のようにコメントしています。

「デリカD:5は、生まれは2007年1月ということで、もう19年も経ったモデルですが、いまだに多くのお客様、ファンの皆様にご愛顧をいただいて、三菱自動車を代表するクルマになりました。

 この『オフロードミニバンSUV』は、当社を代表するようなクルマになりましたが、自動車業界を色々と考えていくと、環境問題や中国での格安EVの登場、EUの環境基準の見直しというのがありました。

 そういったものに対応していかなくてはならず、我々としても色々な施策を考えていかなくてはならないわけですが、そのベースにあるのは、デリカD:5のような『三菱自動車らしい、ちょっと尖ったクルマ』という商品が、我々のビジネスのベースにあります。

 デリカD:5はそういった三菱らしさを今後も具現化してアピールしていく、そういうクルマになってくれるというように思っています」

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Writer: くるまのニュース編集部

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