新型「“ちいさな”スポーツカー」公開! 全長4.1mの「匠の手組み」軽量ボディ&旧車デザイン採用! 300馬力超え「直6」搭載のモーガンスーパースポーツ登場
大阪で開催された「Japan Mobility Show Kansai 2025」では、各社の最新モデルが一堂に集結しました。なかでも注目を浴びたのは、モーガンが披露した新型「MORGAN SUPERSPORT」です。どのようなモデルなのでしょうか。
新型「“ちいさな”スポーツカー」!
2025年12月5日から7日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪で「Japan Mobility Show Kansai 2025 第13回大阪モーターショー」が開催されました。
なかでもイギリスの老舗スポーツカーメーカー、モーガンが新型「MORGAN SUPERSPORT(以下、スーパースポーツ)」を披露し注目を集めていました。どのようなモデルなのでしょうか。

モーガンモーター・カンパニーは1909年の創業以来、職人の手作業によってスポーツカーを製造してきた歴史あるメーカーです。
なかでもスーパースポーツは2025年3月に英国でワールドプレミアを迎えたばかりの新型モデルで、同社にとって新しいフラッグシップとして位置づけられています。担当者は車両の特徴について、以下のように説明します。
「従来のクラシカルな雰囲気を守りながらも、初めてトランクを備え、日常使いの幅が広がりました。
BMW製のエンジンはそのままに、新しいシャーシによって剛性が高まり、走りの質感が向上しています。外観も刷新され、伝統と新しさを融合させました」
スーパースポーツのボディサイズは、全長4110mm×全幅1805mm×全高1290mm。
プラットフォームには新開発のアルミニウム製「CXV」を採用し、軽量化を核に設計された結果、車両重量はわずか1170kg。モーガン史上もっともダイナミックな走りを可能にしています。
外観はクラシカルなフォルムを継承しつつ、フロントフェイスに現代的なエッジを加え、丸目のライトや開口部の広がったグリル、シルバーのアクセントが印象的でした。
展示車両はボディカラーにはスペシャルメタリックのライラックカラーを採用。足元には18インチのシルバーホイールが輝き、全体の存在感をさらに引き締めていました。
内装はブラウン調のレザーを基調に、シートパイピングやドアパネルまで統一された高級感ある仕上げ。
メーター類などは丸型に統一されクラシカルな雰囲気を演出する一方、液晶モニターやエアコン、Bluetoothなど快適装備も充実しています。
パワートレインには、最高出力340psを発生するBMW製3リッター直列6気筒ターボエンジンとZF製8速ATを組み合わせ、0-100km/h加速はわずか3.9秒、最高速度は267km/hに達します。
車両価格(税込)は日本国内で2310万円から。展示車両は2696万8700円と案内されていました。
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反響について担当者は、「楽しみにされていた方が多い印象ですね。『ATなら安心して乗れる』という声もあり、幅広い層から期待をいただいています」と話していました。
女性来場者からは「おしゃれに乗れる」と好評だそうで、多くのユーザーから支持を得ていることがうかがえました。
日本では11月に名古屋モーターショーで初公開され、今回の大阪展示は関西で2回目。実車を間近で見られる機会は限られており、来場者にとって貴重な体験となりました。
クラシカルな美しさと現代的な快適性を兼ね備えたスーパースポーツは、モーガンの新たな時代を象徴する一台として、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。
Writer: 青田 海
2023年4月よりライターとして活動を開始。初心者にもわかりやすく読みやすい構成を心がけ、自動車を中心に新車情報、カーライフにまつわる話題など幅広い記事を執筆している。芸能分野に詳しい。






































































