約200万円! “デカグリル”採用のトヨタ「“5人乗り”スライドドア“ワゴンSUV”」! 「TOYOTA」文字ロゴ&オシャツートンもイイ「ダンク」とは
2025年12月、大阪市住之江区のインテックス大阪で「Japan Mobility Show Kansai 2025 第13回大阪モーターショー」が開催されました。会場では、パパママカーズが披露した「DUNK」に多くの注目が集まっていました。
ワイルドコンパクト「DUNK」
2025年12月5日から7日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪で「Japan Mobility Show Kansai 2025 第13回大阪モーターショー」が開催されました。
会場のなかでもひときわ注目を集めていたのが、パパママカーズのブースに並んだトヨタのコンパクトトールワゴン「タンク」をベースにしたカスタムモデル「DUNK(ダンク)」です。どのようなモデルなのでしょうか。

大阪府富田林市を拠点とするパパママカーズは、車中泊やファミリー向けのオリジナルカスタム仕様車を展開しており、特に車体カラーリングへのこだわりが際立っています。
また、「ららぽーと堺」や「同・湘南平塚」といった大型商業施設にも店舗を構え、ファミリー層を中心に幅広い世代へアプローチしている点が大きな特徴です。
今回披露されたDUNKは、「軽にはない」「小さいけど家族を守る」というテーマを掲げ、軽自動車との差別化を明確に打ち出していました。
ベースとなるタンクは2016年に登場し、2020年に販売終了して「ルーミー」へ統合されたモデルです。コンパクトながら大人4人が快適に座れる室内空間を備えており、DUNKはその使い勝手を活かしつつ新しい価値を加えています。
車両の特徴について、担当者は以下のように話します。
「DUNKは軽では叶えられない安心感を備えたミニコンパクトカーに仕上がっています。
外観にはオリジナルパーツを採用し、ワイルドな存在感を演出しています。
当社は塗装技術を強みにしており、ボディはお客さまの好みに合わせたオリジナルカラー塗装に対応しています。
また内装にはヴィンテージ調のシートカバーを採用し、ファミリーカーでありながら趣味性を感じられる仕上がりです」
外観は迫力あるブラックグリルにTOYOTAロゴを据え、直線的な造形で力強さを強調。オレンジと白ルーフのツートンカラーはアウトドア映えとポップさを両立し、イベント会場でもひときわ目を引いていました。
足回りにはトーヨータイヤのオフロード系タイヤ「オープンカントリー」をオプションで装着でき、オンロードからアウトドアまで幅広く対応できるタフな仕様となっています。
内装はベージュ系で統一され、フロントシートを倒して後席を傾ければ広々としたフルフラットモードに。コンパクトながら長時間移動や車中泊にも対応し、家族みんなで自由にくつろげる空間が広がります。
価格(消費税込)は200万円からと、手の届きやすい設定も魅力です。なお、展示車両は244万9890円にて案内されていました。
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会場での反響について担当者は、「購入層は軽と悩む方も多く、好きな色を選べる自由度やオフロードタイヤの選択肢が決め手になっています」と語っており、当日の会場でも来場者の関心を大きく集めていました。
ららぽーとに店舗を展開していることもあり、来場者の中でも奥さまが「かわいい」「見つけちゃった」と興味を示すケースが多く、女性主導で関心を持たれる傾向があるそう。
カラーリングは自由にフルオーダーが可能で、展開する車種も他社と被らないよう工夫している点も差別化のポイントになっています。
軽自動車では得られない安心感と、趣味性を兼ね備えたコンパクトSUV風カスタムカーとして、DUNKは新しいファミリーカーの選択肢を提示していました。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。


































