スズキ「“新型”軽トラック」まもなく登場! かつてない“大幅進化”で精悍な「ツリ目顔」×横長「SUZUKIエンブレム」も採用! 12年越しの“熟成”図った「新キャリイ」何が変わった?

スズキ「キャリイ」が大幅マイナーチェンジを実施します。一体どう変わるのでしょうか。

フロントフェイスの変化だけではない

 スズキの軽トラックとして、働く人からはもちろん、近年では趣味で使うユーザーからも愛されている「キャリイ」「スーパーキャリイ」が、一部仕様変更して登場することが2025年11月に先行して発表されました。

 果たしてどのような変更が加えられるのでしょうか。

フルモデルチェンジ並みの刷新が図られた「キャリイ」
フルモデルチェンジ並みの刷新が図られた「キャリイ」

 キャリイは1961年に「スズライト」の商用モデルとして登場。64年という長い歴史を誇り、現在は11代目が現行型としてラインナップされています。

 現行型のキャリイは2013年9月に登場しました。現在までには法改正に伴う改良も含めた多くの仕様変更を行っており、2018年5月には広いキャビンを備えた派生車種であるスーパーキャリイが登場するなどしていました。

 ただ、見えないところのアップデートは繰り返されてきたものの、基本的なエクステリアデザインは初期からほぼ「そのまま」だったのですが、今回先行発表された一部仕様変更では、フルモデルチェンジ並みにフロントマスクが変更されているのです。

 ヘッドライトはいままでの大きく癒し系だったスタイルから、シャープなツリ目のものとなり、さらにインナー(内部加飾)のブラック化とLEDライトの標準装備などと、大きく近代化。

 それに合わせてグリルやバンパーの形状も当然変更が加えられています。

 そしてグリルは通常のキャリイではボディ同色、スーパーキャリイでは「S」マークの備わるグリル上部がブラックとなり、タフギア感のある特別仕様車の「Xリミテッド」ではSマークが「SUZUKI」のバラ文字になった上で、グリルパーツすべてがブラック塗装となるという差別化が図られています。

 インテリアも大きく変更が加えられており、特にメーターは今までのアナログメーターから大型の液晶パネルを用いたデジタルメーターに一新。

 さらにインパネ中央の形状も変更され、8インチのナビやディスプレイオーディオに対応したほか、センター部にスマホなどを置けるスペースを追加する一方で、灰皿を廃するなど、時代に即した変更もなされています。

 このように内外装が大きく一新されるキャリイですが、実は運転支援システムもアップデートがなされています。

 従来の「デュアルカメラブレーキサポート」は、最新の「デュアルセンサーブレーキサポートII」に進化。

 これによって衝突被害軽減ブレーキの性能が向上したのはもちろん、標識認識機能や車線逸脱抑制機能なども加わり、フロントにもパーキングセンサーが追加されるなど、安全性が大きく向上しているのも見逃せません。

 従来型で人気を集めていたスーパーキャリイの特別仕様車 Xリミテッドは前述した通り継続設定。

 専用グリルやブラック加飾が与えられるフロントバンパーのほか、新デザインの専用デカールが与えられることでよりアクティブな印象がプラスされており、こちらも正式発表が待ち遠しい仕様となっています。

 現在のところ、正式な発表日などはアナウンスされていませんが、2025年11月22日から開催された「ジャパンモビリティショー名古屋2025」では一足先にお披露目。早ければ年明けにも登場するのかもしれません。

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Writer: 小鮒康一

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。

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