日産「新型エクストレイル」登場! 初の“斬新デザイン”採用した「3列・7人乗り」モデル! 超パワフルな「PHEV」×高性能“4WD”の北米仕様がスゴイ!

日産の北米法人が「ロサンゼルスオートショー」で初公開した新型「ローグ プラグインハイブリッド」。このモデルは日本でも驚きをもって受け止められています。

日産「新型エクストレイル」登場!

 日産の北米法人は、2025年11月21日に開幕した「ロサンゼルスオートショー」で新型「ローグ プラグインハイブリッド」を初公開しました。

 同車は、日本の自動車ファンの間でも「まさかの合体…!?」などと驚きをもって受け止められています。

日産「新型エクストレイル」登場!
日産「新型エクストレイル」登場!

 ローグといえば、日本では「エクストレイル」の名で親しまれている、日産がグローバル展開する中核SUVです。

 しかし今回発表されたPHEVモデルは、これまでの日産車とは少し毛色が異なり、なんとアライアンスパートナーである三菱自動車の「アウトランダーPHEV」のOEM供給モデルでした。

 日本仕様のエクストレイルは、エンジンを発電のみに使用する日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載し、その緻密な制御と電動車らしい走りで人気を博しています。

 しかし、北米市場での電動化需要、特に実用的な航続距離を持つPHEVへのニーズに迅速に応えるため、日産はグループ内の資産を最大限に活用する戦略に出ました。

 外観は、日産のアイデンティティである「Vモーション」グリルを採用し、ホイールやミラーをブラックアウトすることで精悍な「日産顔」に仕立てられていますが、そのボディ骨格やシステムは見慣れたアウトランダーPHEVそのものです。

 パワートレインには、2.4リッター直列4気筒エンジンと前後2基の高出力モーター、そして容量20kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載。

 システム最高出力248馬力を発揮し、ガソリンモデルのローグを凌ぐ力強い加速を実現しています。

 もちろん、三菱のお家芸である車両運動統合制御システムも「インテリジェント4WD」として搭載され、ターマックやグラベルなど7つのドライブモードによって路面を選ばない走破性を披露します。

 インテリアも、アウトランダー同様の3列7人乗りレイアウトを採用。

 もちろん現行の日本仕様エクストレイル(e-POWER)の3列シート車とはまた異なるパッケージングであり、大家族ユーザーにとっては選択肢が増えるため、喜ばしいことと言えるでしょう。

 さらに、アウトドアや非常時に役立つ1500WのAC電源も完備しています。

※ ※ ※

 この「日産の顔をしたアウトランダー」は、2026年初頭に北米のディーラーに並ぶ予定です。

 日本独自のエクストレイルとは異なる進化を遂げた「もうひとつのローグ」の登場は、グローバル市場における日産と三菱の連携の深さを改めて印象づける一台となるでしょう。

【画像】超カッコいい! これが日産「新型エクストレイル」です!(67枚)

日産車が高い? 500万人利用!(外部リンク)

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Writer: くるまのニュース編集部

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