ダイハツ新型「軽スポーツカー」まもなく発売!? 予想価格は175万円! パワフルな64馬力ターボ×MT搭載! 軽量&低重心でめちゃ楽しい「ミライースGRスポーツ」とは!
2026年に登場が期待される新型車としてダイハツ「ミライースGRスポーツ」があります。ターボエンジンと5速MTの搭載や、サスペンションのチューニングなどが実施される「軽スポーツカー」ですが、どのようなモデルとして登場するのでしょうか。
軽量&低重心でめちゃ楽しい「ミライースGRスポーツ」とは!
昨今、人気を極める軽自動車では、ホンダ「N-BOX」やスズキ「スペーシア」など、全高が1700mmを超えるスーパーハイトワゴンが主流となっています。
一方で、全高が低い車種は売れ行きが芳しくなく、スポーティなモデルもほとんど選べないのが現状です。
しかしそのような状況下でも、今後発売が期待されるダイハツ「ミライースGRスポーツ」は注目されています。どのようなモデルとして登場するのでしょうか。

ミライースGRスポーツのコンセプトモデルが「東京オートサロン2025」に参考出品され、大いに話題になりました。
ベース車の「ミライース」はベーシックな「軽セダン」で、2WDの全高は1500mmと低く設定されています。価格(消費税込、以下同)も安く、最も安価な「B・SA III」は99万2200円、最上級の「G・SA III・2WD」でも132万円です。
ミライースGRスポーツは、スポーツモデルですが、ミライースのメリットも受け継いでおり、背の低いボディは軽くて重心も下がるため、走行性能に優れた効果をもたらします。
軽ければ動力性能を確保する上で有利になり、カーブを曲がる時の安定性も確保しやすく、さらには価格も割安に抑えられます。
ミライースGRスポーツの外観は価格アップを抑える目的もあり、ベース車に対して大きな変更は受けていないものの、それでも前後のバンパーは専用デザインで、レッドのボディカラーとの相乗効果により、スポーティな雰囲気を感じさせます。
バンパーの変更は、いわゆるドレスアップではなく、空力特性を向上させ、直進安定性やブレーキの冷却効果まで向上させることを目的としており、つまり実用性を伴ったデザイン変更というわけです。
東京オートサロン2025に出品されたプロトタイプのタイヤサイズは、ベース車に設定されない16インチ(165/50R16)。銘柄はブリヂストン・ポテンザRE050Aで、アルミホイールはBBS製でした。これらはいずれも、2026年に生産を終える「コペンGRスポーツ」と共通のものです。
内装の基本的な造りはミライースと共通ですが、東京オートサロン2025のプロトタイプでは、ステアリングホイールがMOMO製でした。前席はレカロ製で、乗員の体をしっかりとホールドします。これもコペンGRスポーツに準じます。
開発者は「エンジンやトランスミッションも、基本的にコペンと共通です」と述べているように、エンジンは658cc直列3気筒のターボで、最高出力は64馬力(6400回転)、最大トルクは9.4kg-m(3200回転)です。
トランスミッションは5速MTが搭載され、シフトレバーの手応えはカッチリしていてストローク(前後左右に動く範囲)も適度です。
サスペンションについても、開発者は「コペンに近いチューニングを施しています」と説明。スポーツモデルといっても軽自動車ですから、街中を走る機会も多く、路面の荒れた場所を時速40km前後で走った時でも乗員を不快にさせないよう、突き上げ感を抑えたセッティングとします。
つまりボディの傾き方を小さく抑え込むのではなく、挙動変化の仕方を穏やかにして、車両を安定させるという考え方です。ステアリング操作に対する車両の反応も正確で、峠道だけでなく街中を普通に運転する時も楽しく感じるでしょう。
ブレーキは前輪がディスク、後輪はドラムでメカニズムはベース車と共通ですが、高性能化に伴ってブレーキのサイズはひとまわり拡大されます。
車両重量は740kgくらいになるはずです。ベース車のミライースは、最上級グレードのG・SAIII・2WDが670kgですから、GRスポーツがターボやエアロパーツを加えて、トランスミッションを無段変速ATのCVTから少し軽い5速MTに変更すれば、70kg程度の重量増加に収まると考えられます。























































