“スーパーチャージャー”仕様に! “400馬力超え”のレクサス新「SUV」! 約740万円の高性能モデル…米国RZとは
レクサスは2025年11月3日、アメリカでフル電動SUV「RZ」の充電機能が拡充したことを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
“スーパーチャージャー”仕様に!
レクサスは2025年11月3日、アメリカでフル電動SUV「RZ」の充電機能が拡充したことを発表しました。
RZは、レクサス初のBEV(バッテリー式電気自動車)専用モデルとして2022年に世界初公開されたSUVです。BEV専用プラットフォーム(e-TNGA)をベースに、バッテリーやモーターの最適配置による理想的な慣性諸元や、軽量かつ高剛性ボディの採用により、車両の基本性能を大幅に進化させています。

2026年モデルでは、パワーユニットが全面刷新され、モーターの高出力化や航続距離の伸長、充電時間の短縮を実現。
また、次世代の操舵感覚をもたらすステアバイワイヤシステムを導入し、新しいドライビング体験を提供します。
ボディサイズは、全長4805mm×全幅1895mm×全高1635mm。
グレードは2025年モデルの8種類から6種類へと見直されます。新たな最上級グレードとして設定された「RZ550e F SPORT AWD」には、レクサス初の「インタラクティブマニュアルドライブ」機能を搭載。
疑似的にシフトショック、サウンドを生み出すことで、新たなドライブ感覚をもたらします。BEVならではの静かさとフラットな加速にスポーツモデルのような高揚感を織り交ぜ、走る楽しさをよりダイレクトに味わえる仕様としています。
また、システム出力は300kW(402PS)、0-100km/h加速は4.3秒と、RZ史上最強のパフォーマンスを実現しています。
今回発表された内容は、充電性能のアップデートです。北米で普及が進むSAE J3400規格、いわゆるNACS(North American Charging Standard)に対応した急速充電ネットワークの利用が可能になりました。
テスラのスーパーチャージャーネットワークにアクセスできるようになったことで、利便性が向上。高出力充電器を利用できるようになり、ロングドライブでも充電スポットの選択肢が大幅に広がります。
さらに、すでに販売されている2023-2025年モデルを対象に、NACSを利用するための充電アダプターを無償提供します。既存オーナーも新型と同様に拡充された充電ネットワークを活用できるよう配慮しています。
アメリカにおけるRZ 2026年モデルの価格は4万7295ドル(約740万円)からとなります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。












































































