15年ぶり車名復活! レクサス「LFAコンセプト」世界初公開! 超ロー&ワイドの美しすぎるクーペボディ×「斬新ハンドル」採用! 新たな「“2人乗り”スーパースポーツ」登場!
レクサスはBEVスポーツカー「LFAコンセプト」を世界初公開しました。伝説の「LFA」が復活します。
レクサス「LFAコンセプト」世界初公開!
レクサスは2025年12月5日、バッテリーEV(BEV)スポーツカーのコンセプトモデル「LFAコンセプト」を世界初公開しました。
このモデルは、これまで「レクサス スポーツコンセプト」として、「モントレーカーウィーク2025」や「ジャパンモビリティショー2025」にて内外装が先行公開されていましたが、今回正式に「LFAコンセプト」という名称が発表されました。

初代「LFA」は、2010年にデビューし、2012年にかけて500台限定で生産された、国産スーパースポーツカーの最高峰です。
当時の価格は約3750万円でしたが、15年経った現在も人気は衰えず、オークションでは1億円を下らない価格で取引されています。
15年ぶりに車名が復活したLFAコンセプトは、マスタードライバーであるモリゾウこと豊田章男会長の「クルマ屋が残していくべき技術と技能を、次の世代に受け継がなければならない」という強い想いのもと開発が進められました。
トヨタ「2000GT」、初代レクサス「LFA」に続く「トヨタの式年遷宮」を体現するモデルであり、ベテランから若手へと技術と想いを継承・進化。トヨタの「GR GT」「GR GT3」とともに技術を共有しながら、走りとデザインの両立を追求し、ユーザーの想像を超えるBEVスポーツカーの実現を目指しています。
LFAというモデル名は、内燃機関(エンジン)の有無に関わらず、その時代の技術者が次世代へ受け継ぐべき技術を体現するモデルの象徴と位置づけられています。
今回披露されたLFAコンセプトは、「低重心」「軽量・高剛性骨格」「空力性能の追求」という3つの要素を軸に、BEVだからこそ実現できる可能性を追い求めました。
2人乗り仕様であるLFAコンセプトのボディサイズは、全長4690mm×全幅2040mm×全高1195mm、ホイールベース2725mmというロー&ワイドなスタンスです。
軽量で高い剛性を備えたオールアルミニウム骨格を採用し、GR GT・GR GT3由来の高い走行パフォーマンスと、次世代においても色褪せない価値を持つデザインの融合を実現しています。
LFAコンセプトは、「Discover Immersion(走りに没頭するための新たな体験)」をテーマとして掲げています。これは、時代が変わっても変わらないスポーツカーの魅力を、より深く、より純粋に味わえるようにするという狙いです。
エクステリアは、空力性能と初代LFAが持つ官能的な造形美の融合を追求。ノーズからリアへと流れる低く伸びやかなシルエットは、正統派クーペのプロポーションを描き出し、普遍的な魅力を備えたスポーツカーの理想形を提示しています。
コックピットは、GR GTと同じ理想的なドライビングポジションを基軸に設計されており、ドライバーとクルマとの一体感を高めます。
室内全体はシンプルに、機能部品は運転席に集中配置され、乗り込んだ瞬間から高揚感を呼び覚ます構成です。
ステアリングは持ち替え不要の斬新な形状とし、直感的な操作が可能なレイアウトを採用。機能美とシンプルな空間のコントラストが、ドライバーを走りへ深く没入させる特別な空間を作り出しています。
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LFAコンセプトは、電動化時代においても“走りの本質”を継承し進化させるレクサスの新たな指針を示すモデルです。
初代LFAが築いた哲学を礎に、次世代へと受け継ぐべき技術と情熱を凝縮したこの一台は、BEVスポーツカーの未来を切り拓く存在として大きな期待が寄せられています。
今後、市販化に向けた動きがどのように進むのかにも注目が集まっており、レクサスが“新たなLFA”としてどこまで踏み込んだ量産モデルを提示してくるのか、その続報が待たれます。
Writer: くるまのニュース編集部
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