3年ぶりに復活! ホンダが新型「CR-V」公開! 全長4.7m級の「国内“最高峰SUV”」が誕生! 「2リッターHV×4WD」搭載のスポーティモデル「RS」も設定で2026年2月発売へ

2025年12月4日、ホンダは2026年2月に発売予定のミドルクラスSUV、新型「CR-V(シーアールブイ)」に関する情報を、公式ウェブサイト上で先行公開しました。「e:HEV」モデル(ハイブリッド車)としてはおよそ3年ぶりの復活となります。

通算6代目となる新型「CR-V」がまもなく発売

 2025年12月4日、ホンダは2026年2月に発売予定の新型「CR-V(シーアールブイ)」に関する情報を、公式ウェブサイト上で先行公開しました。

「CR-V e:HEV」が3年ぶりに国内復活!
「CR-V e:HEV」が3年ぶりに国内復活!

 ミドルクラスSUVのCR-Vは、1995年に初代がデビューしました。現在では世界約150の国と地域で発売され、累計1500万台を超える販売台数を記録するなど、名実ともにホンダを代表するグローバルモデルへ成長しています。

 現行型は、2022年にフルモデルチェンジを実施した通算6代目です。

 ただし国内では、先代(5代目)CR-Vの「e:HEV」(ハイブリッド車)およびガソリンターボ車が2022年に生産を終了し、その後もしばらくは6代目は導入されないままでした。

 2024年7月には、6代目をベースにした燃料電池自動車の「CR-V e:FCEV」が発表され、約2年ぶりにCR-Vブランドの国内再導入を果たしていますが、主に自治体や企業向けで台数も限られ、さらにリース形式のみで販売されるというやや特殊な存在に留まっています。

 そんななか、今回先行公開された新型CR-Vは、最新のe:HEVを搭載した量販モデルで、先代CR-V e:HEVの販売終了から数えるとおよそ3年ぶりの復活となりました。

 すでに、2025年10月29日から11月9日まで開催された「ジャパンモビリティショー2025」でプロトタイプモデルが先行公開されており、発表が待たれていたところです。

 国内向けにはコンパクトクラスの「WR-V」「ヴェゼル」、そしてミドルクラスの「ZR-V」と、すでに複数のSUVラインナップがあるホンダですが、新型CR-Vはその最上位に位置します。

 外観デザインは、水平基調のシンプルな造形のなかに、よりSUVらしい力強いシルエットを表現しました。

 また歴代CR-Vの象徴である「縦型リアコンビネーションランプ」を踏襲しながら、リッドランプやライセンスプレート位置を上方に配置することで、上質感とどっしりとした安定感を両立させます。

 ボディサイズは、全長4700mm×全幅1865mm×全高1680mm、ホイールベース2700mm。5代目に比べると全長で95mm、全幅で10mm、ホイールベースで40mmそれぞれ拡大しており、全高は同一です。

 内装は、スポーティさと実用面の使い勝手を両立し、後席の足元空間を16mm拡大しさらにゆとりある空間としたほか、荷室も気軽に扱える使い勝手を追求したといいます。

 水平基調の外観デザインは、室内からのノイズレスで開かれた視界にも活かされ、インパネ周りなどの室内レイアウトもディスプレイやスイッチ類といった操作系の自然な使い勝手や、運転のしやすさといった「動感視界」の視点で造形されました。

 後席(2列目シート)のリクライニング機構は先代の2段から8段に増やし、新たに後席シートスライド機構を備えたことで、荷室の拡大なども含めたさまざまなシーンでの使い勝手を高めています。

 プラットフォームやパワーユニットは、上級セダン「アコード」と共有します。

 2リッターアトキンソンサイクル直噴エンジンと高出力モーターを平行軸配置した新型E-CVTを組み合わせた第四世代「スポーツe:HEV」をベースに、新型CR-V専用のハイ/ロー2段のエンジン直結ギアを装備し、ギアレシオを専用設定しました。

 あわせて、ホンダ車初となるローギアによるエンジンドライブモードが追加されています。

 駆動方式は「リアルタイムAWD」(4WD)を設定します。

 安全面では、レーダーとカメラの広角化、コーナーレーダー追加により安全支援シーンを拡大した「ホンダセンシング360」をホンダSUVとして日本初搭載しました。

 街中では、対向車や交差点における出会い頭事故回避機能の進化や、降版・横風・白線切れといった走行環境の変化や外乱に対応した運転負荷軽減機能を進化させています。

 さらに高速道路では、レーンチェンジ時の支援や、事故を抑制するステアリング制御機能が追加されました。

シンプルな水平基調のフォルムをベースに力強い造形を採用した新型「CR-V e:HEV」
シンプルな水平基調のフォルムをベースに力強い造形を採用した新型「CR-V e:HEV」

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 前述の通り、新型CR-V e:HEVは2026年2月に発売される予定です。

 価格や詳細なスペックなどはまだ明らかにされていませんが、スポーティ仕様「RS」や、内外装に黒の加飾を施した日本専用仕様となる「RS ブラックエディション」が設定される模様です。

 なお正式発売に先駆け、12月12日より先行予約の受付が開始されます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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