ホンダ「新型“4人乗り”スポーティモデル」に注文殺到! 早くも「受注停止」で「もう買えないの」!? 24年ぶり復活の「新型プレリュード」に販売店の反響は

2025年9月5日、ホンダは新型「プレリュード」を発売しました。かつて「デートカー」として名をはせたモデルの24年ぶりの復活となりましたが、販売店ではどのような反響が寄せられているのでしょうか。

発売後即受注停止!? 新型「プレリュード」は買える?

 ホンダの「スペシャルティカー」として1978年に登場した「プレリュード」は、1980年代から1990年代にかけて「デートカー」として一世を風靡しました。

 2001年にはその歴史に一度幕を下ろすことになりますが、そこから24年の時を経て、2025年9月に6代目となる新型プレリュードが発売されました。

 早くも注文が殺到しているようですが、販売店にはどのような声が集まっているのでしょうか。

24年ぶりの「デートカー」復活に早くも注文殺到!?
24年ぶりの「デートカー」復活に早くも注文殺到!?

「アンリミテッド・グライド」をグランドコンセプトに開発された新型プレリュードは、歴代モデルと同様に流麗なボディラインが特徴の4人乗りの2ドアクーペです。

 ボディサイズは全長4520mm×全幅1880mm×全高1355mmで、スポーティモデルらしい「ワイド&ロー」のプロポーションを実現しています。

 エクステリアデザインは、低くシャープなフロンノーズや抑揚のある滑らかなボディライン、羽ばたく勢いを表現したというヘッドライトなどがグライダーのイメージを想起させます。

 インテリアも滑空するような高揚感を感じさせるものとなっており、警戒感のあるホワイトに深いブルーでコントラストを付けたコーディネートが特徴です。

 さらに、低く水平基調の視界やDシェイプデザインのステアリングホイール、メタル製のパドル、専用のフルグラフィックメーターなど、走りのよさを感じる要素も数多く見られます。

 パワートレインには、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」および新開発の制御技術である「ホンダ S+シフト」が採用され、「シビック タイプR」のものをベースに専用セッティングが施された高性能なシャシが組み合わされます。

 また、エンジン回転数と同期した迫力のある音をスピーカーから流す「アクティブサウンドコントロールシステム」のように、さらにドライバーの五感を刺激するような機能も備わっています。

 車両価格(消費税込み)は617万9800円。単一グレード構成で、駆動方式もFFのみとなっています。

 そんな新型プレリュードですが、発売から1か月で月間目標販売台数の8倍となる約2400台の受注を獲得し、早々に受注停止となってしまったようです。

 これに対しホンダは「好調な受注状況を受け、多くのお客様にご注文いただけるよう増産を含めた対応を行う予定」とコメントしています。

 果たして今、新型プレリュードを購入することは可能なのでしょうか。

 都内のホンダ販売店の担当者は次のように話します。

「新型プレリュードの初回受注受付分は2000台とのことですが、発売からほどなくして完売となりました。

 ただ、すでに第2期の受注受付を開始しています。

 前回は抽選というかたちでしたが、今回は通常の販売枠にて受注を受け付けています。

 とはいえ非常に多くのお問い合わせをいただいており、当店の枠が埋まるのも時間の問題です。

 ちなみにいまご購入された場合の納期はおよそ5か月となっており、早ければ2025年度内にもご納車できるかと思います」

 それでは、どのようなユーザー層が実際に新型プレリュードを購入しているのでしょうか。

「新型プレリュードをご検討されるお客様の多くは、かつてのプレリュードを知る50代から60代の方です。

 一方、20代の方からのお問い合わせもあり、幅広い年代のお客様にご興味をもっていただけていると実感しています」

 なお今回話を聞いたのは2025年11月のことで、12月に入ってさらに状況が変わっていることが予想されます。

 いずれにせよ、新型プレリュードが気になる人は早々に商談に入ったほうがよさそうです。

※ ※ ※

 新型プレリュードは、一部の販売店でレンタカーとして貸し出しがおこなわれており、その走りを手軽に体験することが可能です。

 前出の販売店担当者は、「『まずは乗ってみたい』と考えるお客様を中心に、レンタカーへのお問い合わせも増えています」と話すなど、レンタカーが新型プレリュードの人気獲得に一役買っていることがうかがえます。

【画像】超カッコいい! これがホンダの「新型“4人乗り”スポーティモデル」です! 画像で見る(30枚以上)

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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