トヨタ「ランクル オープン」に注目! “屋根なし”カクカクボディ&斬新スケルトンドア採用! 伝統のグリーンが良すぎる本格四駆「ROX」米国仕様とは!

トヨタは米国で「ランドクルーザーROX」というコンセプトカーを2024年に公開しました。「ランドクルーザー250」をベースにしたオープン仕様ですが、どのような特徴があるのでしょうか。

トヨタ「ランクル オープン」に注目!

 国内はもちろん、海外での人気も高い「ランドクルーザー250」ですが、オープンカーにカスタムしたコンセプトカーが存在します。

 オープンカーのランドクルーザー25」は「ランドクルーザーROXコンセプト(以下、ランドクルーザーROX)」という名称で、2024年の「SEMAショー2024」に登場。「ニューヨークオートショー2025」でも展示され、注目を集めた一台です。

 どのような特徴があるのでしょうか。

“ランクルオープン”な「ランドクルーザーROXコンセプト」
“ランクルオープン”な「ランドクルーザーROXコンセプト」

 ランドクルーザーROXコンセプトは、トヨタの北米デザインスタジオ「キャルティ・デザイン・リサーチ」を中心とするチームが手掛けました。

 キーワードは「Recreation Open eXperience(原点回帰と新たな探求)」。これまでのランドクルーザーシリーズが育んできた「本格クロスカントリービークル」の在り方を振り返りつつ、新たな解釈を加えたモデルという位置付けです。

 ランドクルーザーROXは既存のランドクルーザーにはない新しい魅力を持つ一台です。その象徴といえるポイントが、開放感のある「オープンエア構造」です。

 角ばったベースであるランドクルーザー250のルーフを大胆にカットし、さらにリアクオーターも排除。さらにサイドには上部と下部が開口しているスケルトンドアも装備するなど、より爽快感あふれる走りが楽しめるようになっています。

 また、キャビンとラゲッジスペースは用途に応じて拡張できるなど、ユーザーの好みに応じてカスタム可能なのもポイントです。

 手が加えられている部分は全体の50%にもおよび、オープンエア構造にするためのカスタムのほか、フロント・リアのバンパーなども専用パーツへと変更。フェンダーのワイド化、ヘッドライトを四角いタイプに付け替えるなど、大改造が施されました。

 またTRD製サスペンションを装備しており、4インチのリフトアップも実施。18インチの一体型ビレットホイールのほか、専用ルーフラックといった装備も追加されています。

 ボディカラーはアウトドアシーンに合うグリーンカラーを採用。このカラーリングはランドクルーザー伝統のボディカラーである「スプリング グリーン」をインスパイアした専用カラーです。

 インテリアではヘリテージオレンジのレザーを用いるなど、エクステリアに負けない個性的な雰囲気にまとめられています。また、3Dプリントで製作したパーツを各部に装着しているのも特徴です。

※ ※ ※

 ランドクルーザーROXに対して、魅力的なモデルということで市販化を求める声が多く挙がりましたが、現在のところ実現はしていません。

 より個性的なランドクルーザーを手にしたい人にとっては、ぜひ市販化してもらいたい1台だと言えそうです。

【画像】超カッコイイ! これが斬新「ランクルオープン」です!(30枚以上)

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Writer: 大西トタン@dcp

(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。

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