新車398万円! 全長4.7mの新型「5人乗りミドルSUV」登場! 「1200km」も走れる「スーパーハイブリッド」搭載! めちゃ広いラゲッジも凄いBYD「新型シーライオン6」発売

BYD日本法人は、新型SUV「BYD SEALION 6」を2025年12月1日に発売しました。

航続距離1200km級の新型「クーペSUV」発売

 BYD日本法人は2025年12月1日、新型SUV「BYD SEALION 6(以下、シーライオン6)」を発売しました。

 新型シーライオン6は、国内導入モデルの第5弾となるもので、国内モデルとしては初のプラグインハイブリッド車(PHEV)となります。

BYD新型「シーライオン6」
BYD新型「シーライオン6」

 新型シーライオン6は、2025年4月に開催された「上海モーターショー」で発表されたミディアムサイズSUVです。日本においては、2025年10月に開幕した「ジャパンモビリティショー2025」で初公開されています。

 現在、BYDのラインナップは4車種のBEV(バッテリー電気自動車、以下EV)を用意していますが、新型シーライオン6はEVの静粛性や滑らかさを基軸にし、日常域ではEVとして走行し、長距離走行ではエンジンを併用した効率のよい走りを実現するといいます。

 ボディサイズは全長4775mm×全幅1890mm×全高1670mm、ホイールベース2765mmです。

 エクステリアは、都会的で洗練されたクーペルックのボディに、BYDがラインナップする現行車種“海洋シリーズ”の流れをくむ意匠を採用。フロントフェイスは、ダイナミックな「Ocean X Face(オーシャン エックス フェイス)」のデザインテーマを採用しました。

 ヘッドライトはウォータードロップをモチーフに、またリアには真一文字で海と空をつなぐ「オーシャンスターテールランプ」を装備し、爽快さを表現しています。

 インテリアはブラックを基調にブラウンのアクセントとアンビエントライトを配し、モダンで落ち着きのある仕立てとしています。

 インパネセンターには15.6インチの大型ディスプレイを備え、Apple CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス接続にも対応。使い勝手とシームレスな情報提供を可能としました。

 前席はサポート性の良好なスポーツシートとし、ヒーターとベンチレーション機能をもたせることで快適性も兼ね備えました。

 ルーフは開閉可能な電動パノラミックサンルーフを装備し、開放感を高めています。

 ラゲッジ容量は後席使用時は425リッターを確保。後席を倒すと1440リッターまで拡張され、フラットな床面と合わせて高い収容力を実現しました。

BYD新型「シーライオン6」
BYD新型「シーライオン6」

 パワートレインは世界最高水準の熱効率を誇る1.5リッター高効率エンジン、高出力に対応する専用ブレードバッテリー、高効率なエレクトリックハイブリッドシステム(EHS)で構成されるDM-iハイブリッドシステム「スーパーハイブリッド」を搭載。

 1.5リッターガソリン自然吸気エンジンは単体で最高出力72kW(約98馬力)を発揮。モーターは最高出力145kW(約197馬力)・最大トルク300Nmを発生させます。

 市街地では約80%がモーターのみでEV走行でき、高速走行でも165km/hまでがモーター単体で加速が可能です。

 組み合わせるバッテリーは18.3kWhで、EVモードでの走行可能距離(BYD調べ)は100kmを実現し、効率の良い走行を実現。燃費はハイブリッドモードで22.4km/L(WLTCモード)をマークします。

 これにより、満タンでの航続距離(豪州仕様値)は1200km級を実現しました。

 駆動方式はFFとなりますが、前後モーターを搭載する高出力の4WD仕様もラインナップされます。

 充電は急速充電(CHAdeMO)と普通充電に対応し、V2L(ヴィークル トゥ ロード)によりバッテリーを電源として活用することができます。

 先進安全装備としては、3つのミリ波レーダーと1つの高解像度カメラを搭載し、カーブでの速度調整なども行う運転支援システムを強化。ブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラートも備え、運転時の疲労軽減と安全性の両立を図っています。

 新型シーライオン6(FFモデル)の価格(消費税込、以下同)は398万2000円に設定されています。

 なお、4WDモデルについては2026年3月に発売を予定しており、価格は448万8000円です。

※ ※ ※

 今回の発売に際し、BYDオートジャパンの東福寺 厚樹 代表取締役社長は、以下のようにコメントしています。

「今後BYDはこれまでのEVに加えまして、このプラグインハイブリッドモデルのシーライオン6を加えることで、BYDの新エネルギー車のラインアップがさらに広がることになります。

 BYDはここ日本でも、世界的に得意としておりますEVとプラグインハイブリッドによる新エネルギー車シリーズで、この日本の電動車市場をさらに活性化し、BYDの乗用車ビジネスをより一層加速してまいります」

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Writer: くるまのニュース編集部

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