新車173万円! ホンダの「日本イチ売れてる“軽ワゴン”」が凄い! 高齢者から若者まで“リピーター”続出の「エヌボックス」“絶対王者”維持する理由とは
ホンダ「N-BOX」の最新の動向はどうなっているのでしょうか。
納期も短くリピーターも多い“絶対王者”「N-BOX」
2025年4月17日、ホンダ「N-BOX」を一部改良して、4月18日より発売すると発表がありました。
半年以上が経過しましたが、その後のユーザーの反応と最新の納期についてホンダディーラーに問い合わせてみました。

初代N-BOXがデビューしたのは2011年12月、その後、2017年9月に2代目へと進化します。現行モデルは2023年10月にフルモデルチェンジした3代目にあたります。
こうして振り返ってみると、6年サイクルでフルモデルチェンジが行われてきたことが分かります。
3代目N-BOXは「自分や家族だけでなく、みんなの幸せのためにしたいことなど、使う人のさまざまな目的に応えることで、N-BOXに乗るすべての人にとって幸せな時間を提供できる存在となること」を目指して開発されました。
また、ホンダの軽自動車としては初となる新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を採用しているほか、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」を標準装備しています。
先述したとおり、2025年4月に現行モデルとしては初となる一部改良を実施しています。
今回の一部改良では、N-BOX カスタムのスタイルパッケージ「コーディネートスタイル」に、ダーククロームメッキが施されたLEDフォグライトとフォグライトガーニッシュを標準装備。
またN-BOX カスタム ターボには、クロームメッキのフォグライトガーニッシュとLEDフォグライトをメーカーオプション設定しています。
さらにN-BOXのスタイルパッケージ「ファッションスタイル」では、ルーフおよびドアミラーにプレミアムディープモカパールを配色した2トーンカラーを追加しています。
N-BOXの車両本体価格は、173万9100円から247万5000円となっています(いずれも消費税込み)。
トランスミッションは全車CVT、駆動方式は各グレードにFFおよびフルタイム4WDが設定されています。
2024年度の新車販売台数において第1位を獲得し、軽4輪車の新車販売台数においても10年連続の首位を獲得。
さらには2025年度上半期(4~9月)における販売台数が9万7958台となり、新車販売台数において第1位を獲得し、もはや絶対王者ともいえるN-BOX。
一部改良から半年、その後のユーザーの反応と最新の納期について、10月下旬に首都圏にあるホンダディーラーに問い合わせてみました。
「N-BOXはコンスタントに売れていますね。
初代N-BOXにお乗りいただいたお客様で『10万キロを超えたからそろそろ乗り換えよう』ということでご契約いただいたり、『高齢になり、1台で何でも使える、使い勝手の良いクルマを探していた』という理由でN-BOXを選んでくださったお客様もいらっしゃいます。
子育て世代の主婦の方、ご高齢の方、お孫さんが就職するので買ってあげたという方もいらっしゃいました。
傾向として世代を問わず『N-BOXが馴染んでいるから次もN-BOX』というお客様が多いように感じます。
ご納期についてですが、ひと頃に比べると短くなっておりまして、だいたい2ヶ月程度を見込んでいます」
また、別のホンダディーラーにも問い合わせてみました。
「お客様に驚かれることも多いのですが、ご納車まで2ヶ月程度という早さも魅力だと思っております。もしかしたら…年内納車もギリギリ間に合うかもしれません(10月下旬の情報)。
『N-BOX JOY』が発売された直後は数ヵ月を要したこともありましたが、いまは早めにお届けできます。
車検前のお乗り換え、あるいは生活環境の変化など、急ぎクルマが欲しいという方に、日本でもっとも売れているN-BOXが短期間でお届けできることを知っていただきたいですね」
もちろん、地域差があってもう少し延びるエリアがあると思われますが、問い合わせたセールス氏によると、それでも1年待ちということはないそうです。
絶対王者ともいえるN-BOXが2ヶ月程度で納車される。
2025年の新車販売台数第1位もN-BOXで決まりでしょうか。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。
輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当後、2013年に独立。フリーランスを経て株式会社キズナノートを設立。現在に至る。
2016年3月〜トヨタ GAZOO愛車広場連載中。ベストカー/ベストカーWeb/WebCARTOP他、外車王SOKEN/旧車王ヒストリア編集長を兼務する。





























































