トヨタの最新型「コンパクトSUV」に注目! 精悍「マスク」×「めちゃ“スゴい”ウインカー」採用!? 最新「カローラクロス」搭載の「運転支援プロジェクション」今後の発展にも期待大
トヨタのコンパクトSUV「カローラクロス」は2025年5月実施のマイナーチェンジで、これまでにない「運転支援プロジェクション」を搭載しました。どのような支援機能なのでしょう。そして今後、どのように発展していくのでしょうか。
新たな安全機能「運転支援プロジェクション」がスゴい
2025年5月にマイナーチェンジが行われたトヨタ「カローラクロス」は、より精悍なエクステリアデザイン採用といった大幅改良とともに、「シグナルロードプロジェクション」が一部グレードで日本初採用されました。
これは、方向指示器(ウインカー)の動きに合わせて路面にシェブロン(V字型のサイン)を投影・描写することで、歩行者や周辺車両のドライバーなどにいち早く自車の存在や動きを知らせるという運転支援機能の一種です。
こうした新機能は今後、どのように進化していくのでしょうか。

従来より、ドア開放時にカーテシランプ付近に設置されたプロジェクターで路面に「ロゴマーク」を投影する純正オプションは世界の各メーカーのモデルで多数存在していました。
しかしシグナルロードプロジェクションのように、運転支援に寄与する形での投影の活用(「運転支援プロジェクション」)はこれまでなく、アクセサリーの領域から、実用性の領域への進化として注目されています。
ちなみに海外ではすでに、ヘッドランプに路面に警告などを投影することが出来るモデルも発売されており、日本市場での今後の展開も期待できます。
そんな注目のシグナルロードプロジェクションを製作しているのは、自動車用照明部品で世界トップクラスのシェアを持つ大手メーカーの小糸製作所です。
2025年10月29日から11月9日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で小糸製作所は、シグナルロードプロジェクション搭載のヘッドランプユニットをはじめ、さまざまな出展をおこなっていました。
説明スタッフによると、カローラクロスで採用されたシグナルロードプロジェクションは、現行の法規に合わせウインカーランプに連動して投影する仕様となっています。
ただし、夜間は視認ができるものの、昼間は見えづらい程度の照度になっている点や、ハザードランプを使用した際も点灯し、投影が連動してしまう点は改善課題だと話します。
なお説明スタッフによると、2027年1月には、より明るい描写が可能となる新法規が制定される見込みだといいます(後述)。
昼間も路面へ見える形で投影できることで、見通しの悪い路地などでの安全性が高まることが期待されます。
また、現在発売されていない「バック連動型」のシグナルロードプロジェクションも、そう遠くない未来に実際に搭載した車種が登場するかもしれません。








































