新車161万円! 新「“免許不要”のコンパクトカー」発表に反響殺到! 「名車オマージュが素敵」「維持費が安そうで欲しい」の声も! 「斬新ドア」&真っ黒な“2人乗り”のシトロエン「アミ」仏国仕様に熱視線!
2025年10月30日、シトロエンの超小型モビリティ「アミ」に特別仕様車が追加されました。その仕様にネット上では多くの反響が集まっています。
個性的な真っ黒仕様に反響集まる!
欧州の街角で存在感を放つシトロエンの超小型EV「アミ」が、この秋に特別仕様車を投入しました。
日本では依然として軽自動車が日常の足として高い人気を誇り、細い路地や混雑した市街地での扱いやすさが重視され続けています。
しかし、そんな日本の交通環境でも“より小さく、よりシンプルな移動手段”への関心が近ごろ高まりつつあります。
背景には、電動キックボードの市場投入や超小型モビリティの実証実験が各地で進むなど、新しい移動のあり方を模索する動きがあります。
さらに、政府が進めるカーボンニュートラル政策やEV充電設備の整備が加速していることもあり、「次の主役は小型EVなのでは」といった期待を抱かせる流れが勢いを増しています。

アミが登場したのは2019年のジュネーブモーターショー。シトロエン創立100周年を記念して発表され、2020年の発売開始から累計8万5000台を売り上げるなど、ヨーロッパでは“小さな革命児”として定着しました。
特筆すべきはその扱いやすさで、フランスでは14歳から運転可能な免許不要車に分類され、多くの若者や高齢者の移動手段となっています。
そして2025年春、アミはフェイスリフトによってデザインを刷新し、同年10月30日には特別仕様車「ダークサイド」が新たに加わりました。
全長2410mm、全幅1390mmという圧倒的な小ささは、日本の軽自動車よりもふた回り以上コンパクトで、車重485kgという軽さも相まって、最小回転半径3.6mという驚異的な小回り性能を実現しています。
外観は丸形ライトを前後に配した愛嬌ある表情が特徴で、前後バンパーや左右ドアの部品を共通化することでコストを抑える合理性も備えています。
標準仕様の「ナイトセピア」が落ち着いた印象なのに対し、ダークサイドはボディ全体をブラックで統一し、格子模様のホワイト加飾を施した14インチスチールホイールと相まって独特の存在感を放ちます。
そのほか左側のドアを後方ヒンジ式にするというシトロエンらしい遊び心や、シトロエン往年の名車「2CV」にインスパイアされた上方向に開く構造のウインドウなど、個性的な要素が詰まっています。
インテリアは徹底したシンプル設計で、スマートフォンホルダー、足元収納など必要最低限の装備がコンパクトにまとまっています。パノラミックルーフが標準装備されているため、狭さを感じさせない開放感も魅力です。
パワートレインは最高出力6kWの小型モーターと5.5kWhのバッテリーを組み合わせ、航続距離は75km、最高速度は45km/hに設定されています。
日常の近距離移動に徹した割り切りが、むしろ現代の都市生活に合っているといえるでしょう。
価格は8890ユーロ(約161万円)からと手頃で、もし日本で販売されれば、保険料や自動車税といった維持費が極めて安く済む点も歓迎されそうです。
近年、買い物や通院などの短距離移動に特化した“セカンドカー的存在”への需要が高まるなか、アミはその最適解の一つになり得ます。
すでにネット上では、「日本でも売ってほしい」「このサイズなら駐車場に困らない」「スピードは遅くていいから安全に乗れそう」「高齢者の移動手段に最適では」といった肯定的な意見や、「デザインがかわいすぎて逆に目立ちそう」「名車がオマージュされていて素敵」「真っ黒でカッコイイ」といったデザインについてのコメントが目立ちます。
一方で、「日本の道路で45km/hは流れに乗れないのでは「安全装備が心配」「高速に乗れないと使いづらい」という声や、「維持費が安ければセカンドカーにほしい」「充電スポットがもっと増えれば便利になる」といった現実的な指摘も聞かれます。
こうした多様な反応を見ると、アミが日本に導入された場合、議論を呼びつつも確かな存在感を示すことは間違いなさそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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