トヨタ新型「カローラ」公開に反響多数! 全長4.7m級の“ちょうどいいサイズ”に新「ハンマーヘッド顔」採用! 新設定の「2リッターエンジンいい」の声も! 12月発売の中国仕様が話題に

トヨタは2025年11月19日(現地時間)、コンパクトセダン「カローラ」の中国向けマイナーチェンジモデルを発表しました。新型は「ハンマーヘッド」形状のフロントマスクを採用し、ボディサイズも拡大。これに対してSNSでもさまざまな意見が寄せられています。

中国仕様「カローラ」マイナーチェンジ発表 

 トヨタは2025年11月19日(現地時間)、中国でコンパクトセダン「カローラ」のマイナーチェンジモデルを発表しました。日本仕様とは異なる方向へ進化しているようですが、具体的にどのようなクルマなのでしょうか。

新たにマイナーチェンジを遂げた新型「カローラ(中国向け)」
新たにマイナーチェンジを遂げた新型「カローラ(中国向け)」

 カローラは1966年から世界中で親しまれ、累計5000万台以上を販売してきたトヨタを代表するグローバルモデルです。

 現行型は2018年に登場した12代目で、日本では現在、基本となるセダンモデル(カローラ)に加え、ハッチバックの「カローラスポーツ」、ステーションワゴンの「カローラツーリング」、SUVの「カローラクロス」、そしてカローラスポーツをベースとする高性能モデルの「GRカローラ」と幅広いラインナップを展開しています。

 中国でも人気の高い車種で、一汽トヨタを中心に現地生産がおこなわれ、「アリオン」と呼ばれるロングホイールベース(LWB)モデルも用意されていました。また、別の合弁メーカーである広汽トヨタでは「レビン」などの姉妹車を展開するなど、中国市場では独自の発展を遂げています。

 今回発表された新型カローラは、広州モーターショー2025の開幕に先立って公開されたマイナーチェンジモデルで、外観デザインが大きく刷新されました。

 フロントは「プリウス」や「bZ4X」で採用される「ハンマーヘッド」デザインに変更され、台形グリルを縮小したことで未来的でフラットな顔つきに。トヨタはこれを「若者をターゲットにしたデザイン」と説明しています。

 リアは従来の形状をベースにしつつ左右を結ぶバーを追加し、ワイド感のある一体型テールライトに進化。ホイールも17・18インチの新デザインが採用され、全体的にスポーティで洗練された印象が強まっています。

 さらに、ボディサイズの拡大も大きなポイントです。全長は75mm、ホイールベースは50mm延長され、全長4710mm×全幅1780mm×全高1435mm、ホイールベース2750mmに。これは従来のLWB版「アリオン」と同じ寸法で、今回のマイチェンで通常モデルとLWBモデルを一本化した形となります。

 また、インテリアの質感向上を狙い、12.9インチの大型センターディスプレイや新デザインのダッシュボードを採用し、最新の中国トレンドに合わせた室内空間へとアップデートされました。

 パワートレインは2種類を設定。ひとつは8ZR-FXE型1.8リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド。もう一方は、従来の1.2リッターターボや1.5リッター自然吸気に代わって新設定されたM20A-FKS型2リッター直列4気筒ガソリンエンジンです。排気量アップにより余裕ある走りを実現し、ユーザーからも注目を集めています。

 安全装備についても大幅に強化され、運転支援システム「Toyota Pilot」を全車標準装備。車線逸脱抑制(LDA)、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)、ドライバー異常時対応システム(EDSS)など、最新の機能を備えることで中国市場のニーズにしっかり対応しています。

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 SNSでは、新型カローラの中国向けモデルに対して、多くの注目とともにさまざまな意見が寄せられています。

 まず多かったのはデザイン面への反応で、「カッコいい」「プリウスっぽいけどこっちの方が好き」といった評価が目立ちました。ハンマーヘッド顔への刷新や全体のまとまりを高く評価する声が中心です。

 一方で、「このまま日本でも売ってほしい」「サイズ拡大してセダンらしさが増した」という日本導入を期待する意見も多く、新デザインの受容度はかなり高い様子がうかがえます。

 またパワートレインに関しては、「2リッター直4がいい」という声が寄せられ、エンジンの“実質アップサイズ”に好意的な反応が見られました。

 総じて、新型カローラの中国仕様は「カッコよさ」「サイズ感」「エンジン強化」が高く評価されており、日本ユーザーからの関心も非常に高いことがうかがえます。

【画像】超カッコイイ! これが「新型カローラ」です!(39枚)(30枚以上)

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Writer: くるまのニュース編集部

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