全長3.4m!“ほぼ軽自動車”な「レクサス」に反響殺到!「軽サイズの高級車…欲しい!」「絶対売れるわ~」の声も! 都内にも“ちょうどいい”日本の「小さな高級車」LF-SAスイス公開モデルに大注目!
レクサスがかつて発表したウルトラコンパクトカー「LF-SA」とは一体どのようなクルマだったのか、その意義を振り返ります。
全長3.4m!“ほぼ軽自動車”な「レクサス」に反響殺到!
2025年10月29日から11月9日まで開催された「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」では、各メーカーから未来への大胆なビジョンが提示されましたが、同時に、過去のモーターショーで発表された先見的なコンセプトカーもその存在感を高めています。
この記事では、レクサスが2015年の「スイス・ジュネーブモーターショー」で世界初公開したウルトラコンパクトカー「LF-SA」が持つ現代的な意義と、市場から寄せられた反響について振り返ります。

レクサスは1989年の誕生以来、日本ならではの高級車ブランドとして、その地位を確立してきました。
しかし2015年当時は、ブランド最小モデルである「CT」でも全長が4.3mを超えていたため、都市部での取り回しに優れた「よりコンパクトなモデル」の待望論が燻ぶっていました。
そうした中で提案されたモデルが、今回取り上げるLF-SAです。
LF-SAのボディサイズは、全長3450mm×全幅1700mm×全高1430mmと、極めてコンパクトな設計を採用。
とくに全長だけを見れば日本の軽自動車サイズに近く、欧州ではAセグメントに分類される寸法でした。
しかしLF-SAのコンセプトは単なる小型車を超えた、「小さな高級車」というべきもので、レクサスらしいラグジュアリーな世界観が小さなボディにそのまま収められていたのです。
外装デザインは、当時まだ新鮮だったブランドの象徴「スピンドルグリル」を彫りの深い造形で採用し、その斬新なスタイルが大きな注目を集めました。
インテリアも、ラウンド形状のインパネが乗員を包み込むよう形状とし、上質な雰囲気を演出。
ドライビングポジションは、運転席シートが固定式である代わりに、ステアリングホイールとペダルの位置調整で最適な配置を確保するという、ユニークな設計思想を採用していました。
このLF-SAは、都市部の日常使いに最適なサイズ感でありながら、レクサスらしい高級感を実現したことで、プレミアム志向のニーズに合致するモデルとして、発表時に大きな話題となりました。
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残念ながらLF-SAが市販化されることはありませんでしたが、しかしその後に続く市場の動向を見ると、LF-SAのコンセプトは「早すぎた」とも言える先見性を持っていたことが分かります。
現在、SNSなどインターネット上ではLF-SAについて、「都内住みだからこのサイズのレクサス欲しいなぁ」「今もう一度発表したら反響は当時よりさらに大きいと思う」といった声に加え、「軽自動車サイズの高級車は絶対売れるわ~!欲しいもん!」「『MINI』とか『LBX』が走ってるのよく見るし、そういう意味でLF-SAは、先見の明があったんだろうなぁ」という、洞察に満ちたコメントも見受けられます。
また、電動化が進む時代背景もあり、「これEVとして開発してくれたら絶対買います」といった、BEV(電気自動車)としての再提案を望む声も高まっています。
上述したコメントにもある通り、レクサスは2023年11月にブランド最小モデルとなるコンパクトSUV「LBX」を市場に投入。コアモデルとして好調なセールスを記録しています。
このLBXの成功は、レクサスブランドに対する「日常的な使いやすさ」への需要が非常に大きいことを証明しており、さらに小さなLF-SAが市販化された場合も、人気モデルに躍り出る可能性が十分に考えられるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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