レクサス「“新”FRスポーツカー」発表! 美麗「クーペボディ」採用×高性能「V8」エンジン搭載! 迫力ウイングもイイ「LC500 スペシャルED」豪州に登場
レクサスは2025年11月4日、フラッグシップクーペ「LC」の特別仕様車「LC500 スペシャルエディション」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
迫力ウィングの新スポーツカー
レクサスは2025年11月4日、オーストラリア最大の競馬レース「メルボルンカップ」の開催に合わせてフラッグシップクーペ「LC」の特別仕様車「LC500 スペシャルエディション」を発表しました。

LCは、2012年にデトロイトモーターショーで好評を博したデザインスタディモデル「LF-LC」のデザインを再現したラグジュアリークーペです。
レクサスがよりエモーショナルなブランドへと変革を遂げる象徴的なモデルとして2017年にデビュー。開発、デザイン、生産などのさまざまな常識や制約を打破する挑戦を重ね、約5年の歳月を経て市販化を実現しました。
FRレイアウトを採用し、5リッターV型8気筒ガソリンエンジン(LC500)または、3.5リッターV型6気筒ガソリンエンジンをベースとしたハイブリッド(LC500h)を搭載します。
今回オーストラリアで発表されたLC500スペシャルエディションは、日本で2025年夏に発売された特別仕様車「LC500 “PINNACLE”」(ピナクル)に準じた内容となっています。
エクステリアの主な特別装備は、一体成型のフロントバンパーカナード、固定式リアウイング、ブラックスパッタリング塗装の21インチ鍛造アルミホイール。
深みのあるダークシルバー系のボディカラーも特注で、マットな質感を表現する特殊なクリア塗装を採用しています。鈍く光を反射する落ち着いた光沢が、クーペの造形美を際立たせています。
インテリアではブラック&ホワイトのコンビカラーやスカッフプレートなどが専用装備となっており、スポーティでありながらも気品あふれる空間となっています。
価格は未公表ですが、2026年後半に同様の仕立てによる「LC500コンバーチブル スペシャルエディション」が10台未満の台数限定で導入される予定です。
なお、今回の発表会場ではLC500スペシャルエディションのほか、新型「ES」なども披露され、メルボルンカップという華やかな舞台でレクサスの存在感を印象づけました。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。























