トヨタ新型「ハイエース」まもなく登場!? 20年目の「大刷新」実施で「9型」に!? デザイン変更? 30万円値上げ? 何が変わるのか
商用車の代名詞的存在であるトヨタ「ハイエース」。登場から20年以上が経過しているロングセラーモデルですが、まもなくマイナーチェンジがおこなわれ、「9型」へと進化するようです。
ハイエースが「9型」に進化!大幅改良の内容は?
トヨタ「ハイエース」が、まもなくマイナーチェンジをむかえると話題です。どのような変化が起こるのでしょうか。調査してみました。

日本を代表する商用車のひとつであるハイエースは、1967年の登場から現在にいたるまで、60年近くにわたって国民の生活を支えてきました。
現行モデルとなる5代目(H200系)は2004年に発売されており、すでに登場から20年以上が経過しています。
一方、定期的な改良がおこなわれており、現在販売されているのは2024年1月に発売された「8型」と呼ばれるモデルです。
マイナーチェンジによって生まれ変わる「9型」は、どのようなモデルとなるのでしょうか。
都内のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「すでにインターネット上ではさまざまなウワサが流れていますが、『9型』のハイエースがまもなく登場するのは事実です。
今回の改良は多岐にわたるため、いわゆるビッグマイナーチェンジであると言えます。
たとえば、LEDヘッドライトが全車標準装備となることで、エクステリアの印象が大きく変わりそうです。
また、パノラミックビューモニターも全車標準装備となり、それにともないフロントアンダーミラー(ガッツミラー)も廃止されます。ただし、フロントアンダーミラーはオプションで装着できる見込みです。
ボディカラーでは『ホワイトパールクリスタルシャイン』が廃止され、そのかわりに『アルファード』や『ハリアー』にも採用されている『プラチナホワイトパールマイカ』が新設定されます。
インテリアでは、8インチのディスプレイオーディオと7インチ液晶のメーターパネルが全車標準装備となります。
それ以外では、前席シートヒーターや、フリーストップバックドアといった便利な機能も追加されるため、使い勝手はかなり向上すると思います。
さらに、ライバルである日産「キャラバン」には採用されているアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)もようやく搭載されます。
一方、グレード構成やパワートレインのラインナップについては、大きな変更はなさそうです。
「乗用車化」するハイエース、受注停止の可能性は?
長らく受注停止の状態が続いていたハイエースですが、「9型」では問題なく買えるのでしょうか。
前出のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「『9型』のハイエースは、快適装備の追加によってかなり『乗用車化』が進むため、一般のお客様から多くの注目を集めると予想します。
特に、キャンピングカーのベース車両としての人気はさらに高まると思います。
一方、ハイエースのメイン顧客である法人や個人事業主のお客様にとっては、やや過剰な装備と映るかもしれません。
また、詳細な情報はまだ伝わってきていませんが、『9型』のハイエースは各種装備の追加や物価高騰の影響から、10〜30万円ほど値上げする可能性があります。
そのため、コストを重視されるお客様のなかには、現行の『8型』もしくは中古を検討するケースもありそうです。
そのように考えると、『9型』が登場してすぐに受注停止となる可能性は低いと思います。
なお、『9型』のハイエースは2026年1月に正式発表、同2月より生産開始と聞いています。
おそらく、販売店では2025年12月中旬にも予約受注を開始することになると思いますので、気になる方は年内中に販売店にご連絡いただいたほうがよさそうです」
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。




































































































